ザムザ

シン・仮面ライダーのザムザのネタバレレビュー・内容・結末

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年、42本目

公開当時はイマイチに感じていたのだが、今見返してみたら超面白かった。
恐らくこれまでゴジラ、ウルトラマンと巨大モノが続いていたので、等身大の仮面ライダーはスケールが小さく感じてしまっていたのだろう。
これで心スッキリだ。

正直序盤のクモオーグ戦で面白さのピークは過ぎてしまうが、その後のストーリーがつまらないわけではない。
チープでわかりやすい構成がいかにも昭和の特撮ヒーローらしくて好きだ。

あまり怪人をすごく好きになる事はないのだが、今回のオーグメントのデザインは個人的にかなりハマった。
特にクモオーグとハチオーグが好き。

それから音楽が良い。
特に序盤。
既にSHOCKERに追われている状況から物語が始まるが、その時のBGM「3A-DB」が冒頭から緊張感を引き立たせ、一気に物語の世界に引き込んでくれる。
仮面ライダーの初変身シーンでは「metamorfose」が流れ、バイクのエンジンを吹かすが如くテンションを上げてくれる。
そしてクモオーグ戦での「レッツゴー!ライダーキック desperate ver.」でテンションは最高潮に。
この冒頭〜クモオーグ撃破までの一連の流れが、原作再現も相まって最高すぎる。
先程も言ったが、間違いなく本作一番の名シーンはここだろう。

あと、ショッカーライダー(本作では「大量発生型相変異バッタオーグ」らしい。覚えられんからここにメモっとく)戦は劇場で見た時は暗くて何が起こってるか全くわからなかったが、配信では修正されてるぽくてそこそこ見やすくなってた。
おかげでショッカーライダーの不気味な素顔がハッキリ見えてしまい、ちょっとトラウマになった。
キミら目そこなん!?
マスクにでっかい複眼あんのに全然ズレた場所についてんじゃん!!!
と思ったら、キービジュの本郷もよく見たらおんなじ場所に目ん玉ついててビビった…。
多分初代ライダーのマスクもそこから 視界覗いてたんだろうな(メタ的な意味で)。
ザムザ

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