Blue Island 憂鬱之島のみのネタバレレビュー・内容・結末

座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルにて。当事者からすると綺麗事っぽいドキュメンタリーなのかもしれないけど、立場どっちつかずの構成より、これくらい主張と主観がある方が作品として筋が通っている気がする。

ドラマパートも合わせて、なんか作品として作り込まれてるし、ドキュメンタリーとかそういうジャンルとか枠で捉えることがナンセンスなのかも。

戦闘シーンはやっぱり迫力があった。でもやっぱ全く違う生活を送る人にその苦しみを伝えるっていうのはすごく難しいことだし、こういう生の声を集めたものだからこそ、もう少し生々しく荒っぽい映像の方が私は心揺さぶられるだろうなと思ってしまった。すごい洗練されてて芸術に寄っちゃってて私は感情移入しきれなかったのかもしれない。(でも多分この作者は生々しくない方法で伝えたかったんだろうな、単なる好みです)
サイレントレジスタンスを映画でやってるのかっけえと思った。

とはいえこの映画が中国や香港で公開できないのはすごく心苦しい。見れたことに感謝。多くの人の目に触れるといいなと思う作品。