完全に泣かせにくる映画です。
「泣ける」作品嫌いな人にはおすすめできません。
試写会、ムビチケ等何回か観る機会のあった作品でしたが
3回目に自分の家族を思い出し嗚咽するほど泣きました。
みぃたん役の稲垣来泉の完璧な役回り、純朴な優子役に完全にハマった永野芽郁、そして本質を隠した小悪魔役をやらせたら日本一ともいえる石原さとみ。
ストーリー以上に、女優陣の実力でボロ泣きしたと言っても良いと思います。
また、岡田健史の突き抜けたピアニストらしい演技、田中圭の機敏ながら極めて自然な受け芝居が女優陣を光らせ、全体の質が高く仕上がっていました。
家族のかたち、家族を想うかたち。様々なレアケースを縫いながら、女として生きてきた半生に響くシーンが多々あり心温まりました。
映画好きでない友人でも泣いていたので、広い方に観てもらえると思います。
