「キャメラは止めない!」
上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』をフランスでリメイク。
山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたチームに、突如として本物のゾンビが襲いかかる。撮影クルーたちのリアルなサバイバルの光景を見て、ホンモノ志向である監督は狂気のうちに大喜びするのだが…。
Filmarksで星3.3と低評価なので、期待せずに見たが…結構面白かった。
ほぼオリジナルの忠実なリメイクになっていた。オリジナル初見ほどのインパクトはなかったが、まあ、こんなものだろう。
オリジナル版は劇場で見て、星4.0の高評価をつけたが、それはゾンビ映画の種明かしにあったわけではなく、スタッフキャストたちの「俺たち映画好き!映画作りってマジ面白い!」というパッションがあふれる作品だったからこその高評価だった。
そして本作にも、そのパッションは受け継がれていたと思う。
海を越えた本作は、なかなか侮れない作品だった。