17世紀イタリア、神と対話出来るベネデッタは6歳で修道院に入る。
18年後、修道院に逃げ込んだ美しく若い女性をかくまったことからベネデッタは快楽へとのめり込んでいく…
実在した修道女の半生を描いたそうで、歴史上こんな人もいたんだとまた一つ勉強になった。
時はペスト蔓延の危機に迫られたイタリア、聖痕が現れ唸り声で予言までするヒロインが現れたらすがらざるを得ないでしょ。
一見策士に見える主人公だが根本にあるのは純粋な信仰心だからか、見ていて嫌な奴とはならない。お金や権力に執着してる訳でもないし。
イエス様に恋した矢先、たまたま現れた同姓に興味を持ち性欲に溺れる人間味溢れるベネデッタを嫌いになれないんだなぁ