花火
空気銃
ライフル
何がいけなかったのだろうか。何が間違っていたのだろうか。何が必要だったのだろうか。どうすれば良かったのだろうか。
答えが見つからなくて見終わってからもずっと考えてしまう。
この後彼に命を奪われてしまうたくさんの人たちやその遺族のことを思うとやるせない。
でも、途中で母にこぼした「鏡に映る自分に届かない」という言葉が、彼自身の混乱と悲しみを表していて、とてもつらかった。変えたいという気持ちはあっても届かなかった。父の愛情でも、母のまなざしでも届かず、ヘレンの優しさでも届かなかった。何が足りなかったのだろうか。どうすれば良かったのだろうか。
非常に重い一作。
ケイレブの演技が凄かった。