Jimmy

崖上のスパイのJimmyのレビュー・感想・評価

崖上のスパイ(2021年製作の映画)
3.0
「チャン・イーモウ監督のスパイ映画」というので観てみたら、確かに「誰が内通者?」というシチュエーションが続き、アクション場面あり、家族ドラマありのてんこ盛り映画だった🤗

本作で最も印象的だったのは、スパイチーム4人の中の紅一点=小蘭を演じたリウ・ハオツンという女優。
あの『初恋のきた道』で初主演した時のチャン・ツィイーに雰囲気がそっくりなのである。
チャン・イーモウ監督は、こういう雰囲気の女優が好みかも…😄

物語は、雪が降る激寒の満州国ハルビンが舞台。
ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが落下傘で登場する場面から始まり、満州国に君臨する日本人がこんなに極悪非道なことをしているという生き証人を連れだして世界に公表する……という任務をベースに、スパイチーム側と日本軍人側との様々な駆け引き/戦いなどが繰り広げられる。

最初のうち大勢の顔を見分けるのに若干苦労したが、見慣れると少しずつ面白くなっていく。

ただ、初期のチャン・イーモウ監督作の傑作群のような感動はない。
時の流れ……であろうか (^^;








[補記]最近、平日は会社なので映画観る元気がなく、映画を観るなら土日祝日などだが、多趣味なので映画鑑賞する時間が取れず…だったが、ハードロックは毎日聴いているのは変わらない。
サッカー(浦和レッズ)も来週の2試合を残すのみとなったのだが、最近まずいことに「昭和マンガ(当時買った本)」を引っ張り出しては読んでいる。
「デビルマン(KCオリジナル、THE FIRST等)」・「オバケのQ太郎」・「荒野の少年イサム」・「あしたのジョー」・「バビル二世」・「ストップ!!ひばりくん!」等々を読んでいるところに、連載時代から大好きな「ブラック・ジャック」の本=「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」が出版されたのだ。
手塚治虫が週刊チャンピオン掲載版を加工して新書版としていたのは連載当時から毎週買っていた雑誌と単行本を比べていたので当然の如く知っていた。それを改めて、ほんの一部の作品であるが、雑誌掲載版と新書版を比較する試みの書籍が発行されて喜ばしいと思う。そして、「ブラック・ジャック」(全話…「快楽の座」など全て揃っている)を引っ張り出して読んでいるから時間がいくらあっても足りない(^^;
まぁ、楽しいことをするのが一番なので、時間を大切にしながら、引き続き映画も鑑賞していきたいと思う。
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