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ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリーの作品紹介

ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリーのあらすじ

伝説のジャズレーベル「ブルーノート」誕生の歴史と功績を、有名ミュージシャンの証言を交えて描く珠玉の音楽ドキュメンタリー。

ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリーの監督

ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリーの出演者

原題
It Must Schwing: The Blue Note Story
公式サイト
https://bluenotestory-japan.com/
製作年
2018年
製作国
ドイツ
上映時間
118分
ジャンル
ドキュメンタリー

『ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリー』に投稿された感想・評価

ワンコ

ワンコの感想・評価

4.3
【What A Wonderful World!/希望を捨てない】

It must schwing.
そっか、シュウイングか!😁

どんな差別や困難にあっても、それだけにフォーカスせず、出来るだけユーモアをまじえて笑いも忘れない。

そこには、壮絶な民族や人種への差別、そして、人生の苦難を乗り切るコツみたいなものがあるような気がする。

この作品は、第二次世界大戦前、ユダヤ人差別が先鋭化するドイツを離れ、アメリカにやって来たアルフレッドとフランシスが、同様に過酷な差別にあっていたアフリカ系アメリカ人(黒人)の音楽に魅せられ、その音楽を広め、発展させ、確固たるものにしていく物語だ。

ジャズは、おそらく知識とか教養などではなく、ホモ・サピエンスとして身体に刻まみこまれたビートやリズムを表現した音楽なのではないか。

だから、世界中にジャズクラブがあり、世界で多くの人々に愛されているのではないのか。

ただ、独り言だと思って読んでいただけたら幸いなのだが、昨年、2021年11月にNHKスペシャルで放送された「この素晴らしき世界 分断と闘ったジャズの聖地」をNHKオンデマンドで視聴できるので、良ければ、現代につながるストーリーとしてご覧いただけたらもっと感動できると思う。

この映画の中でもインタビューに応じるロレインは、アルフレッドと離婚後、グリニッジ・ヴィレッジにある最古のジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」のオーナー、マックス・ゴードンと結婚。
マックスの他界後は、彼女が経営を引き継ぎ、現在は、娘のデボラ・ゴードンがオーナーとなっている。
映画でも触れられるように、ロレインは、アルフレッドとの間に子どもをもうけることは出来なかったが、マックスとの間に生まれたデボラがジャズのスピリットを受け継ぎ、コロナ禍での18ヶ月及ぶ休業を経て、2021年9月14日、ヴィレッジ・ヴァンガードのリオープンに漕ぎ着けたのだ。3代続いた希望を守り通す…、デボラの言葉だ。

これにまつわる話が「この素晴らしき世界 分断と闘ったジャズの聖地」だ。

僕は、NHKスペシャルをかなり観てる方だと自覚しているが、この放送は、その中でも、目頭がとても熱くなる回だった。

このNHKスペシャルのもう一つのコアの物語は、コロナ禍の下で、黒人によるヘイトクライムの暴力を受け、肩や鎖骨を骨折して、再起が危ぶまれた日本人ピアニスト海野さんと、子供が盗みの疑いをかけられた黒人グラミー賞トランペッター・ハロルドが、再び活動を開始し、新たな音楽の取り組みを本格化させるまでも描かれている。

海野さんは、自分に暴力行為を働いたのが黒人だったことを知りつつも、それを人種のせいとはせず、差別や暴力と向き合い自問自答する。

怪我がなければというより、これを体験したからこその新たな曲作りも可能なのではないのかという前向きな姿勢だ。自分の曲に初めて付けた歌詞のメインは、「人生は、曲がり、揺れるけれども、壊れることはない」だった。

ヴィレッジ・ヴァンガードのリオープンの日、デボラと海野さんが再開する。

“怪我の話しは聞いて知っていたよ。また、いつか、ここで演奏してよ!”

胸が熱くなる場面だ。

アルフレッドとフランシスのスピリットも、こうして繋がってるのだと思わせる瞬間だ。

「What A Wonderful World!」は、黒人差別が吹き荒れていた頃に作られた歌だ。

希望の歌だ。

世界のあちこちに、ライブスポットが点在するジャズは、そんな音楽だ。
のこ

のこの感想・評価

4.5
胸がいっぱいになった素敵なドキュメンタリー😊
シュウィング~シュウィング~♬
ドイツなまりの英語スイング~w

音符通りに弾くのではなく~踊れるくらいに
楽しく~スイングしながら~心で弾いて~♬

1930年代~
ご縁があった二人~
迫害を逃れドイツからアメリカに渡ったアルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ
ジャズ専門の音楽レーベル「ブルーノート」を創設した背景を分かりやすくひも解いて行く~

音楽は社会の影響を受けて~
時代と共に変化して行く!
黒人オンリーの演奏が観客でいっぱいになる!!
(今までなかったこと)
アルフレッドとフランシスが
バーなどに出向いて、心に響く演奏者をピックアップ!
ヒットさせる目的ではなく~
いい音楽を残すために売れなくても~
その芸術を残したい!
二人のジャズへの熱い情熱で~
ブルーノートでのライブレコーディングは感動もの♬

リハーサルでもお金を出す!
いい演奏のために好みのお酒を用意しての待遇!!🍷
自由に心から演奏を楽しめる場を
黒人演奏家がきままな白人警察に捕まらないように
タクシーを用意しての移動!🚗

アルフレッドとフランシスは利益よりも
人種差別で苦しみ 苦悩しているアーティストに
希望を~喜びを持たすために~
羽ばたく世界を広げたアルフレッドとフランシス!!

二人と親しかったミュージシャンや関係者が証言して行きますが~
公民権運動でキング牧師の語る言葉が胸に響いて切なかったです。
厳しい人種差別で苦悩する人たち ミュージシャンたちの
思いが苦しくなって
中盤から感動でした。

音楽で社会を変える~
ナチスドイツから逃れるためにアメリカへ渡った2人のユダヤ系ドイツ青年!ドイツに残った両親は虐殺

ニューヨークで偶然にあった二人~
助かった命で~
黒人アーティストたちに 救いの手を差し伸べた二人~
ジャズ 音楽好きの方~そうでなくても
魂に届く 素敵なドキュメンタリー
是非 劇場でお楽しみください。

フランシスは写真家でもあって
スイングに合わせて踊りながら パチッ パチッと📷
彼の心に響いた演奏は~ 彼が踊りだせば合格w

ニューヨークのブルーノートとは関係のない日本の~
名古屋のブルーノートは1年前くらいに閉鎖になりましたが
〇通さんの営業マンからチケット(ドリンク付き)をよく頂いて
富士通ジャズコンコードに何回か行きました。
外国人の演奏するフル演奏は一番前(並んだ順でw)席は耳が痛くなるほどw ピザを食べながら楽しいジャズを聞いて いいひと時でした。
samiam

samiamの感想・評価

5.0
素晴らしいドキュメンタリー❗️
前回観たブルーノートのドキュメンタリー「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」も良かったが、前回とは趣が異なり、完全にブルーノートの創始者二人にフォーカスした内容。何故ブルーノートがJazzの世界で特別な存在になったのかがよく描かれていて私のような者にもとてもよく解った。しかもその描写が超リアルな絵をぎこちない動きで動かすアニメーションという仕方で。。。
また、当時存命のレジェントミュージシャン達、録音技術者、夫人達、研究者達による愛に満ち満ちた二人についての証言の数々で。。。
二人が多くのミュージシャンの音楽を愛し、支えたことは前作でも伝わったが、本作では二人のバックグラウンドがより詳細に語られたことで、多くのミュージシャンが何故二人を愛しブルーノートがこのような存在になったのかが見事に表現されていた。
アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。名前は獅子と狼だが名前のイメージと全く異なる穏やかで暖かで寛容な人間性。Jazz音楽とミュージシャンをこれ以上ないほどにこよなく愛し、愛し過ぎたがために最初の夫人には去られ、最後は疲弊して。。。という悲しいストーリーも語られたが。。。
本作を観てブルーノートというレーベルが当時のJazzミュージシャンにとってどのように特別な存在であったのかを知ることができたとともに、バックに流れる数々の名曲、名演奏を劇場の良い音響で大音量で聴くことができ。。。
本作を観ることが出来て本当に幸せ‼️

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