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エッフェル塔~創造者の愛~のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.0
1889年のパリ万博のシンボル・モニュメント「エッフェル塔」の製作に携わったギュスターヴ・エッフェル。
完成の裏には、秘めらた愛の物語があったとして自由に作られたフィクション。
監督はマルタン・ブルブロン。
原題:Eiffel (2021)

ギュスターヴ・ エッフェル(ロマン・デュリス)は、ガロンヌ川に架かる鉄橋の建設を監督していた当時、裕福なブルジョワ(ブルーノ・ラファエリ)の娘アドリエンヌ(エマ・マッキー)と知り合い、恋仲になる。
二人は駆け落ちしようとしたが、エイドリアンの父は、身分違いだとして二人を引き離す。

約20年後、2人はあるパーティで再会。
エッフェルには、娘クレア(アルマンド・ブーランジェ)がいる。アドリエンヌは記者のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)と結婚しているが、2人の恋心が再び燃え上がる。
そんな中、エッフェルはフランス政府の依頼を受け、パリ万博のシンボルモニュメントの建設を始めるが、資金難に陥る…。

「恋人を見るように塔を見るのね」

「私には影響力がある、醜聞になることを考えないのか。エッフェルに必要なのは資金と評判だ」

フランス映画祭横浜でのオープニング作品。
人気のロマン・デュリスが出ているだけで満足な人も多いかも。
デュリスと監督も来日し、トーク・ショーあり。
なお、オープニング・セレモニー(ミューズは石田ゆり子)では、今回初めて一般人による写真撮影が禁止になり、残念。
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