raga

悦楽のragaのレビュー・感想・評価

悦楽(1965年製作の映画)
3.0
かなりネガティブ思考の主人公が大金を手にして放蕩する行為は、あか抜けぬ人間不信の堂々巡りに陥ってしまい、報われぬラストで締めくくる。アイロニーな彼の人生は色欲に惑わされる若さの象徴なのか、あまりに薄っぺらい物語にこちらは戸惑う。もっと破天荒へと誘って欲しかった。
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