太宰治の「斜陽」
私は太宰作品はそんなに好きじゃない。
安藤政信の太宰っぷりを堪能するだけです。ちょっとしたポーズが太宰っぽい。
セリフが昭和初期なので時代がかってていい。
ヒロインが美しい。
あと着物が素敵。
演技はこれから頑張れ。
近現代小説に出てくる男ってなんでこんなクズばっかりなんだろうか。
行き詰まればすぐに酒だ薬だ、自殺だって。
そりゃ女性も自立しますって、声をあげますって。
ところでこれ勝ったのか?
愛人が妻に宣戦布告したところで所詮は愛人なんだけどなー、って。
この辺の感覚が当時と現代では違うのか。
しかし、太宰ってよくこんな自分の黒歴史を小説化するよなー。
まさか後世に何度も映像化されるとは思っていまい。
小椋佳の主題歌が昭和!!!
最後のドヤ顔ジングルベルなんなの。笑。