このレビューはネタバレを含みます
ロートル刑事が今時のコンプラを理由に異動!急遽音楽隊のパーカッションになる!っていうストーリー。
近年実際に問題となっているアポ電強盗を風刺しながら、音楽隊として励む成瀬刑事を描いた話になってます。
成瀬さんの前半の不遇さに一緒に泣きそうになりました。
刑事畑に戻りたいけど戻れず、音楽隊でも周りとの不和が大きく、家庭でも認知症の母親や自分のことを毛嫌いする娘。
救われなさすぎる、、、
音楽隊は最初は衝突していたけれど、木島さんとのセッションをきっかけに見違えるようにパーカスも上達して、周りと馴染んで練習や演奏会に励んでいくシーンはとても素敵です。
最後の演奏会の日、ずっとずっと追いかけていたホシを自分だけではなくみんなの力で上げることが出来て、そこも素晴らしいと思いました。
後輩君にも畑は違えどセッションしようとアドバイスを添えて、演奏会に挑んだ姿が格好良かったです!