このレビューはネタバレを含みます
4点/10点
マクシミリアン・ジーナスがカッコいいだけの映画。
ワルキューレという最高の素材を廃棄処分に追い込みかねない作品。
ワルキューレの歌はとても好きで、映画中のライブも、映像・音楽共に作り込まれていて悪くない。
それをすべて無にするストーリーはなんとかならなかったのか。
主要キャラ殺してお涙頂戴ストーリーはもう懲り懲りです。
ナウシカだって死にそうなほど重症負ってからの「蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」で復活したのだから、フレイヤもルンの花開花からの復活でよかったと思うのだけど。
最近の作品はなぜこうも簡単に主要キャラをわざわざ殺すのか。
戦争だからってアニメにそんな現実味をもたせる必要があるのか。
歌で世界を救うのに歌で一人の命も救えない。
フレイヤの生まれ変わりでハッピーエンド風に見せるけど、それはフレイヤではないし、育った頃にはワルキューレは皆歳がいってるという現実しか待ってない。
フレイヤ死んだけどまた4人でワルキューレしま〜す!ってなってると思うと吐きそう。
エピローグ後への考察がそこで終わる。
おいどうしたよ、「歌は元気」って言ってみろよ。