このレビューはネタバレを含みます
カナダの世界的歌姫、セリーヌ・ディオンの半生を描いた作品。
存在は知っていてもあんまり曲名言える人は少ない?タイタニックの曲の人っていうと一番しっくりくると思う。
そんな彼女がどんな人生を歩んできたのか。
14人きょうだいの一番末っ子、夫でもあるマネージャーは26歳も年上、
不妊治療で子供を授かるなど、知らない面が色々見れたところは良かったが…
セリーヌ・ディオン役の女優さんは12歳の彼女~50代の彼女までを一人で演じる!一見かっこいいけどさすがに子供時代・若い時は無理がありまくりだった。。
大人になってからもちょっと色々詰め込み過ぎ。夫とのこと、喉の不調、子供とのこと、挫折、家族の死、全てが数分単位でアッサリし過ぎていて
全然感情移入できず。さっきまで赤ん坊だった子供が数分後大きくなってたり…
肝心の歌手としてのパフォーマンス部分もさわりや最後のところをちょこっとだけ見せてハイ次~ぐらいな感じだったのが残念。見せ場は最後くらいか。
あのタイタニックのイントロが流れオッとなったのに「この曲好きじゃない」の一言ですぐ終わるあのシーンいるのか?と思いました。
こういう音楽系アーティストを映画化した作品は結構楽しめる人間ですが、ちょっとあまりにも全てが浅すぎて彼女の苦労とか成功とかこんなもんじゃないっしょと思ってしまいました。