好き勝手なてそ

呪呪呪/死者をあやつるものの好き勝手なてそのレビュー・感想・評価

-
まいった、ドラマの続編映画でした。
韓国ドラマ「謗法~運命を変える方法~」の続編にあたる映画のようです。
ドラマ未視聴状態でレビューします。

■あらすじ
住宅街で殺人事件が発生。現場にあった容疑者の死体を解剖すると、その死体は3ヶ月前には死亡していたことにー。
ジャーナリストである主人公ジニは、ラジオのゲスト出演中にこの事件の犯人と名乗る人物からインタビューの依頼を受けるーーという話。

元ネタのドラマを見ていなくてもある程度は楽しめる。でも少なからず、なんだ?となるシーンはあったので、今から見ようとしてる方はドラマからがおすすめかも。

■ざっくり感想
まず、あまり怖くないので、ホラーものとして楽しめるかというと物足りなさはあるけど、
それよりアクション映画として見応えあって良かった。

ホラー要素としては、
U-NEXTの見どころ紹介では「呪術と韓国ゾンビ映画が融合した」とあるけど、ゾンビと定義していいかわからない感じだった。
死体が動くという意味ではゾンビだけど、めちゃくちゃ走る(しかも綺麗なフォームで)系だし、普通の人間に擬態でき、知能もそんなに遜色ないので、いにしえのノロノロどんくさゾンビが好きな人は全然別物として見たほうがいい。

アクションは、丸腰でありながらも量とパワーとスピードで攻めてくるゾンビたちから逃げるために、銃で応戦したりカーチェイス(!)したりするシーンが迫力があり安っぽくなくて良かった。
後半、肉弾戦的なシーンもあるけど、かなりかっこいい。
どうやって撮影したのかなと思う場所もいくつかあった。

でもやっぱり、ドラマ視聴者に向けて感じはあって前提の説明みたいなのはかなり淡白に流されるのと、
ラストシーンが理解できなくてさすがにラストがよくわからないのはちょっと寂しかったから、繰り返しになるけどドラマから視聴がオススメです。
私はドラマ自体があまり身体に合っていないので、この作品は好きだったけど、そういう理由でもしこの作品がドラマ続編とわかってたら観なかったと思う。

そして、ソジン役のチョン・ジソかわいかった。
めっちゃ顔小さい…。

(追記)
1点忘れてました。
日本語最終チェックする人いなかったのか?
日本のテレビ番組みたいなのが流れるシーンがあるけど、どうも韓国の規格では表示されなかったのか「〓陽師」みたい文字化けになってて、映画の序盤だっただけに不安になった。