サー自身が「これが完全版!」と公言しているファイナルカットですごい久しぶりに鑑賞
デストピアな世界観から「どこからが人間なのか⁈」という哲学観に至るまで、もう全部この作品がやり尽くしてて、以降のSF作品への影響は計り知れないなと改めて驚愕しっぱなし
最小限の台詞まわしと、行間を読ませる静かな演出は、決して観やすくはないのだけど、これで分かりやすさを優先してたら、ここまでのカルト的名作にはなってなかったろうな
デッカードは、あくまでレプリカントを見極めるのが上手いだけで、決して戦闘能力に長けてる訳ではないところが泥臭くて良かった
ロイの最後の言葉
今まで見てきた地獄みたいな光景でも、死んで記憶がなくなってしまうことへの恐怖や悲しみは、かなり切なかったな
個人的にはS.ヤングがめちゃくちゃ可愛かった(笑)
長尺で敬遠してた『2049』も観てみよう思います