MitsuhiroTani

最後の決闘裁判のMitsuhiroTaniのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.7
誰が真実を語り、誰が嘘をついたのか分からない“真実は藪の中”と言うものではなく、主人公三人それぞれの、そうありたい記憶を描写したものなんだろう。そういう意味で、クライマックスまでの本作は、芥川の作品よりも、黒澤の作品よりも映画的だった。
そして、決闘シーン以降はひたすらリアリズムに徹するコントラストが素晴らしかった。
流石は巨匠リドリースコット。
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