MitsuhiroTaniさんの映画レビュー・感想・評価

MitsuhiroTani

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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

4.2

主人公KEIが、過去に犯してきた罪が拭い去れる訳ではないが、今、前向きに正しく生きている。自分のできることに躊躇なく取り組んでいる。それだけで素晴らしいと思う。
家族の温もりを知らないまま育ったKEI
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.1

もうちょっと、やりようがあるだろ?と思える作品。センスある人が、センスのみに頼っているうちに、センスそのものが時代遅れになった感じ。
ストーリーと脚本の各所に、古い、または子供じみたところが辛い。
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

終始イライラする展開が続いたのは、ある種、精神年齢が低いとも思えてしまう金子の行動。それだけ、東出昌大の演技が素晴らしかったし、東出はもっと舞台なんかで、今は亡き蜷川幸雄みたいな監督の下で演技を突き詰>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

変態仮面の鈴木亮平。
孤狼の血、TOKYO MERの後に、本作を演じ切るのが凄い。

グラニー(2014年製作の映画)

4.1

現実はドラマティックではない。
おばあちゃんは普通の良い人。
迷子の少女には食事を与え、警察には頼まれた通り連絡する。
ロヒンギャ難民云々なんてピンとこない。
そこがリアルで悲しい。

ロックダウン(2016年製作の映画)

4.1

なぜ、中退しないんだろう。
銃社会以上に、そこが怖かった。

ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼/アヴェンジメント(2019年製作の映画)

4.7

ジェイソン ステイサム主演、ガイ リッチー監督のスタイリッシュな作風を匂わせながら、あえなく撃沈。
超一流のB級アクションスター、スコット アドキンスが、メリハリ無く魅せる。
なんだろうこの感じ?野暮
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フリー・フォール(2021年製作の映画)

4.8

9.11
まさにあの日、あの時。
ロンドンのオフィスで、ディーラー達とブルムバーグニュースに釘付けになっていた。今でも鮮明に覚えている。
あのビルには邦銀オフィスもあり、他人事とは思えず、言葉を失っ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

全体を通じて、のどかで、ハートウォーミングな作風が良かった。
ただ、舞台が関西っぽいが、センスと言葉が関西ではなく、関西風なのが終始気になり、笑えるところが無かった。
無理せず、標準語で、山田洋次や栗
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

5.0

Tokyo MERって、なんか感情に訴えるものがある。鈴木亮平と賀来賢人の芝居のせいかな。

少しVFXにお金をかけて補正し、英語を被せて海外配給すれば大ヒットしそう。
日本的なチームワークと、疾走感
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.3

以前、ドキュメンタリー番組「聖なる巡礼路を行く 〜カミーノ・デ・サンティアゴ 1500km〜」を観た。
本作のようなドラマ性は無かったけど、それぞれが、それぞれの想いを胸に旅する姿に涙がでた。
一方、
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.6

イコ ウワイス以外のキャラが弱いのが原因。ラスボス並みの奴がもう2、3人欲しかった。
レイドのヤヤン ルヒアンぐらいエゲツない悪役がいれば、もっとメリハリついたかも。

湯道(2023年製作の映画)

3.8

群像劇の上手い監督。
ベタな作品だけど、久しぶりに銭湯に行きたくなったな。

ハート・オブ・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.5

何となく、Netflixの品質低下の分水嶺的な作品だった。主人公の俳優。格好良かったが、魅力具合に既視感あり?アクションも良かったが、ファイトスタイルが既視感の既視感。クオリティは高いが、オリジナリテ>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

決して嫌いな作品ではなかったが、殺人犯の子供や在日3世エリートという登場人物像達の、アイデンティティからの逃走、という魅力的なテーマがやや希薄になっているのが残念だった。
本監督の持ち味は淡い空気感の
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.8

コナーマクレガーの意外な演技力に感動。
ジェイクギレンホールは肉体美よりアクションが良かった。
ただ、ストーリー的には人を殺し過ぎ。
アクションのリアルな映像と裏腹に、少し荒唐無稽過ぎて、別な見方をす
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.8

相変わらずマッツ ミケルセンは魅力的。
アクションも思いの外ハード。
ただ、私は微妙に好きになれなかった。
理由は敵役達の魅力の無さ。
美男美女を求めている訳でも、華のある俳優を求めている訳でもないが
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.9

大戦末期の日本兵を語る作品においては、“野火”を超える痛ましさはないが、中野学校を出た秘密戦を担う軍人が、ジャングルの中で生き続けることの凄まじさは感じた。
生来の頭の良さ、中野学校の教育、そしてジャ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.8

タランティーノのジャンゴだとかヘイトフル8のようなザラついた空気と、座頭市や子連れ狼的血煙街道の匂い。あーメキシコ臭い。
例えようがない面白さ。
フィンランドが舞台というのが最高。
犬が可哀想だからマ
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共謀家族(2019年製作の映画)

4.3

インドが舞台の原作は未鑑賞。
ストーリーはよく出来ていて面白かった。
こういう映画的なトリックはやはり好き。
慎ましく生きる主人公家族は華人、富裕だが傲慢なで酷いタイ人という設定。しかも国家権力の警察
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

巨匠リドリースコットの最大の功績は、ホアキン・フェニックスを選んだことだろう。金髪の大柄な白人ではなく、小柄なホキアンがナポレオンと聞いた時、その手があったかと唸った。
そして、巨匠お得意の広い視野で
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

オカルト映画は久しぶり。
やっぱり、ラッセルクロウはいいな。
実在の人物の書籍に基づくらしいが、あんなシーンやこんなグロいことがあったんだろうか笑笑

OUT(2023年製作の映画)

3.7

クローズ山田孝之の芹沢多摩雄、東京リベンジャーズ吉沢亮の佐野万次郎、そして本佐の醍醐虎汰朗の丹沢敦司。
なんか被ってしまうのは気のせいか。
土地のワルに他所から来た主人公が絡む展開も被ってしまう。
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

4.6

ドラマはドラマとして嫌いではない。毎回ストーリーも悪くないし、まるで刑事物のような面白さもあり、更に中高年となった竹野内豊の魅力が堪能できる。
一方、本作の主人公は黒木華。
もともとファンなんだが、本
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ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

3.2

12年ぶりです、ジェームズ ナン監督。
色々ご苦労されたようですが、本作は面白かったですよ。
薄っぺらいストーリーながら、なかなか主人公のアクションが素晴らしく、その点で高評価を書こうと思ったら、なん
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

3.9

池内博之、活躍してるなあ。
ちょっと前の韓国映画テイスト、いや、香港映画っぽい演出がイカしてる佳作。
ソル ギョングが出演しているだけで、安心と安定が約束されているようなもの。
サプライズは無かったが
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.1

原田監督の、ピカレスク的匂いを放つ展開には魅力を感じたが、主人公二人の下手な大阪弁が関西“風”を生み、生粋の大阪人としては微妙に耳につく二時間半となった。京都伏見の宇崎竜童、兵庫宝塚の生瀬勝久、和歌山>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

4.3

涙が出るサスペンスは久しぶり。
視覚に障害を持つ人物が主人公のサスペンスに傑作は多いが、聴覚に障害を持つ主人公は余り多くない気がする。

犯人の異常さと、気丈で健気な母娘。
慎ましくも幸せに生きる親子
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

4.5

我らがファン ジョンミン。
彼の大ファンである私にとっては中々の快作。
映画の中の無敵の男ではなく、等身大の俳優ファン ジョンミンを、と言っても演技だが、観れて良かった。
内容的にもアイドル映画的では
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

面白かった。
ストーリーもアクションも、全編荒唐無稽でな設定だから、インディー ジョーンズ観るような気分で楽しめたな。
ただ、マタ ハリ、ラスプーチンなど実在した怪人達が都合よく秘密結社のメンバーなの
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

クリスティ作品を新しい映像美と音楽で見せる演出は健在。素材の圧倒的な良さもあって面白かった。
ただ、密室劇に近い前作と異なり、広い空間のロケとCGの相性が今ひとつ。ややデホォルメされた見栄えはディズニ
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.2

オカルトサスペンスと思ったら、実話がベースと聞いてびっくり。
悲しく、凄まじい事件。
しかし、罪を認めないって凄いな。

60ミニッツ(2024年製作の映画)

3.6

アクションも良くて、演出も悪くない。
ただ、事態は不可抗力だし、冷静に考えれば60分以内に娘に合わなければならない理由はほとんどない。
ジムの社員を巻き込む理由もない。
八百長を仕組む理由もない。
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

4.3

なんとなく、イ ビョンホンの新作コンクリートユートピアと同じ建物?同じ設定?と思ったら正解でした。後日譚らしい。
コンクリートユートピアをまだ観ていないから、予告編からしか判断できないが、舞台は同じだ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

プロメテウスが凝りすぎてバランスが悪かったせいか、コベナントは一転、単純明快。ただ、演出が若干雑で少々痛々しかった。
調子良く見つかった地球っぽい惑星は、大気の構成が地球と似てるから大丈夫と。
水の中
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

4.9

タイムリープ、荒唐無稽なストーリーを忘れさせる、意外に正当な青春映画。
相当なおじさん世代でも泣ける。
喧嘩、暴力の是非はさておき、こういうのに響く若い人が増えればいいな。

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