LAMB／ラムのsanjuroのネタバレレビュー・内容・結末

展開がゆっくりで、ひたすら淡々とした映画。
このまままったりした感じで終わるのかと思ったら、最後の最後で急展開を迎えてエンド。
開始から30分くらいは、羊飼いの日常を淡々と描く。途中で羊と人間が混ざった子供が生まれてきてアダと名付け育てるという超展開があるが、それ以降もアダと一緒に暮らすシーンが続く。夫の弟がやってきたり、マリアがアダの産みの母を殺すシーンがあったりして、最後は羊と人間のハーフの父親？が登場し、夫が殺されておしまい。確かに、生まれてきたときに父親の存在がちょっと気にはなったんだが、それがこの映画の答えなんですね。マリアは夫を失うことで、アダの産みの母を殺してしまったことに対する報いを受けたということだろうか。