プリンローヤル

ある男のプリンローヤルのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.0
穏やかな田舎町の風景が美しい。
窪田正孝と安藤サクラが向かい合ってご飯を食べてるシーンの、窓の外、風に揺れる木々がとてもいい。ああ、この監督好きだわーって調べたら、大好きなゲス映画「愚行録」の石川慶監督・向井康介脚本のタッグだった。

原作に比べ、エピソードが割愛されあっさり仕立てだけど、ちゃんとそれぞれのキャラクターに生かされていて上手い。

大好きだった「お父さん」を亡くした男の子の成長も泣ける。