HirokoShiraishi

ある男のHirokoShiraishiのネタバレレビュー・内容・結末

ある男(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分ではどうしようもない生まれに苦しめられる人だけでなく、死刑についての講演のシーンで罪を犯した人の更生についても触れられていて、それが自分の過失によるものだとしても人は変われる、決めつけるべきではないというメッセージを感じた。
リエの「いざ知ってみたら、別に知る必要もなかった」は言ってほしい言葉だったのでほっとした。

この流れで最後をああ締めることに違和感。原作の冒頭にあるシーンを持ってきているとのことで読んでみた。
なるほどこれを映画でこうするのはエンタメ的というかキャッチーでうまいなあと思い直した。(原作のほうが好みではあるけど)

柄本明の役は、中田カウスでも観てみたい。
⚠️このシーンの煽りがなかなかキツいので誰かれかまわずは勧めにくい。

記録:2024年鑑賞本数 46本目
(新作劇場1本、新作配信7本、旧作配信38本)
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