Apple TVを再開させたら見ようと思っていた、2001年9月11日のブッシュ元大統領を追うドキュメンタリー。
小学校でまだ幼い子どもたちと朗読を聞いていたブッシュ元大統領が、「2機目もビルに追突しました」という、所謂テロ確定な報告を受けたときの顔が忘れられない。
目の前に何も知らない7歳ぐらいの子たちが座っていて、怖がらせないように平常心を保っていたのが凄すぎる。
ビルに飛行機が真っ直ぐに追突してくる映像は何度も見たけど、見たことのない角度からの映像もあった。
普通にテラス席でお茶してた男性が、快晴の空を見上げるとちょうど飛行機がビルに突っ込むところやったっていう映像が一番衝撃的やったし、一番リアルに感じた。ほんまにいつもの日常にいきなり起こったんやなっていう。
ブッシュ元大統領が、11日のわりと早い段階で、相手が誰かはまだわからないけど必ずぶちのめす的なことを言っていて、こうして戦争って始まるんよなって思った。
もちろんやられっぱなしは自分の国民をなんやと思ってんねんってなるけど、やられてやり返しての繰り返しやと戦争ってなくならへんし、報われへん命も増え続ける一方よなぁって思った。
戦争なんかなくなるわけない、犠牲になる命があっても仕方がない、と結論付けるのは簡単やし考え込むこともなくなるけど、もし今後戦争に自分の大事な人が巻き込まれて死んだら、たぶんそんなこと言ってられんと思うねんよな。
9.11関連のまだ観れていない映画が何本かあるから、先にこのドキュメンタリーが観れてよかった！Apple TVで配信されてる作品って、頑なにApple TVでしか観られへんよね👈
