LuckyMOTOMIYA

シークレット・フェイス 笑顔の罠のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

2.5
2020年、アメリカのTV映画。ダミアン・ロメイ監督・脚本によるスリラー。

妊娠中のトレイシーさん、父親となるはずの恋人ボビーの暴力を恐れてモーテルに避難、そして養子縁組を斡旋する事務所を訪れ、投資家の夫パトリックと元看護師の妻ジュヌビエーブご夫妻とお知り合いに。

何だかんだでご夫妻の大邸宅に住まわせてもらうことになったトレイシーさん、しかし何だか様子が変だぞ、この夫婦、といったお話。

TV映画ならではの面白さ、観やすさ、分かりやすさ。楽しませていただきました。

最初から怪しげな雰囲気をぷんぷん漂わせているジュヌビエーブ役はカナダのご出身、エマニュエル・ヴォージアさん。『ソウ2』と『ソウ4』でアディソン・コーデイを演じられたお方。

主人公トレイシーはハナー・バンベルクさん、寡聞にして存じませんでしたが、魅力的なお方でございます。

トレイシーが時折ウェイトレスとして勤務しているであろうカフェの経営者、エドさんがとてもいい人で、暴力的な恋人ボビーの悪辣さが対照的に際立っております。

最後、取って付けたような突発的なオチには疑問符が止まりませんが、そこはもう気にしないことにいたします。

それよりも「ハナー・バンベルク」というカタカナ表記の方が気になります。アルファベットでは"Hannah Bamberg"なんですよね。オンライン・データベース"allcinema"さんでは「ハンナ・バンバーグ」として登録されておりますし、実際にはどのように発音するのでしょう。

有名なところでは"Amanda Seyfried"さんのカタカナ表記が最も悩ましいところではないかと思います。
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