Sachika

キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのSachikaのレビュー・感想・評価

4.2
90分間ずっと心臓が押しつぶされそうだった。
何でもない、帰ってくれ、助けて。
悲痛な願いが扉を叩く音にかき消される。
警察の正義感や使命感が、扉をこじ開けようと振り上げた手によって、悪魔の姿へと変わる。
力があるという事、武力を行使、罪の意識、そこに"信念"などない気がした。
胸の痛みが怒りと悲しみ、無力さと共に残る。
Sachika

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