だいすま

猫は逃げたのだいすまのレビュー・感想・評価

猫は逃げた(2021年製作の映画)
4.0
先日鑑賞した「愛なのに」の姉妹作。本作は今泉力哉監督がメガホンを取った。

離婚間近の夫婦が、飼い猫の親権を争う。
夫婦共に恋人が居て、各々の寂しさを紛らわせる。ただ、猫が夫婦を繋ぎ止めていて、最後の決断が出来ない。そうしているうちに猫が居なくなって…

というストーリー展開だが、全編を通してR+15なるも温かみのある雰囲気で、超エッジが効いていた「愛なのに」と異なり平和感が漂っていた。

ラストの長回しは今泉監督の十八番で、やはり会話の機微を描かせたら右に出る者はいないよな…なんて思ったり。良作。
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