東京国際映画祭2021その⑥
イラン映画。
父親を亡くし、母子家庭で逞しく生きる少年とその家族。
しかし借りた畑で人骨が出たことで状況が一変してしまう…。
オープニングのハトのシーンの衝撃!
う、ウソ…だろ…。
14歳の少年(もっと幼く見える)がバイクを乗り回し、ハトを売って小遣い稼ぎ。
家族からは畑仕事を手伝えとドヤされる。
それが放蕩息子アフマドの日常。
しかしイランという国では、母子家庭というのは弱い立場なのだろう。
だんだんと追い詰められてくのが観てて切なくなる。
お母さん頑張ったのに!
お母さん家族を守るために頑張ったのに!
イランの風習というか、幼い年齢で結婚させられそうになる子。
中東系とかインド映画ではよく出てくるけど、ホントにキモイ。
もはや単なるロリコンでしかないし!
しかもいとこだったら結婚すべきとか、あの子は親戚のものだとか、意味不明。
他国の文化に口出すのは嫌だけど、こういう強制結婚とか10歳にも満たない子がオッサンと結婚させられるとか、ホントに滅んで欲しい文化。
中盤にとんでもない衝撃シーンがあるものの、そういうオチかい!
まぁイランだから仕方ない。
ただ、全体を通して説明不足感。
もちろん説明しすぎも良くないけど、文化や風習が違うのでよく分からないシーンあり。
特に最後なんでアフマドが車乗せられたのかが理解出来ずでした。
「世界、北半球」という邦題は、原題をまんま直訳したようだけど、これまた意味がよく分からなかった。
詳しい人に解説して欲しい…