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オッペンハイマーのサトシのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.3
脚本・監督クリストファー・ノーラン、主演キリアン・マーフィのアメリカ伝記映画。
第96回アカデミー賞作品賞。

第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになる・・・。

【キャスト】
J・ロバート・オッペンハイマー:キリアン・マーフィ
キャサリン・オッペンハイマー:エミリー・ブラント
レスリー・グローヴス:マット・デイモン
ルイス・ストローズ:ロバート・ダウニー・Jr.
ジーン・タトロック:フローレンス・ピュー
アーネスト・ローレンス:ジョシュ・ハートネット
ボリス・パッシュ:ケイシー・アフレック
デヴィッド・L・ヒル:ラミ・マレック
ニールス・ボーア:ケネス・ブラナー
フランク・オッペンハイマー:ディラン・アーノルド
イジドール・ラビ:デビッド・クラムホルツ
ヴァネヴァー・ブッシュ:マシュー・モディーン
ハーコン・シュヴァリエ:ジェファーソン・ホール
アルベルト・アインシュタイン:トム・コンティ

見応えあり感動しました。
日本人なら心を痛めながらも観るべき映画ですね。
時間がいったり来たりとしますが、キリアン・マーフィーの容姿やカラー、白黒で時間軸が予想でき観易く工夫されていました。
とにかくキリアン・マーフィーのオッペンハイマーに成り切った演技が素晴らしかったです。
原爆投下を決断したのは米国で開発した人は誰だか知らないし恨まれないと、確かにそうですよね。
日本だけ最後まで抵抗して説得しても無駄だったんでしょう。
天皇万歳と言っていたのは今の北朝鮮と全く同じですから、戦争に負けていなかったらあのままだと思うと、ぞっとしますので、オッペンハイマーに感謝したいです。
いつもアメリカ人観衆の喜び様は滑稽ですね。
登場人物が多すぎてついていけなかったので予習して観れば良かったです。
クリストファー・ノーラン監督の作品は何度も観ても味が出るのでまた観たいですね。
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