IMAXで観た。とにかく音楽が良い。
序盤から爆音で爆発を想起させてて、どんなおぞましい物見せられるんや…と少しビビったけど、オッペンハイマーという人物像が描かれて行く映画だった。
トルーマン大統領との会話で日本人は作った人を恨まないとあった。確かにこの人のことを憎んだことはないなあ。当時の人たちはどうだったのだろうか。
原爆ができるまでのスケールのデカさや粒子やなんか線がグルグルする描写で壮大な映像を見て行くのだけど、閉塞的なシーンもあって対比となってるように思った。
直接的な原爆の描写が無い！って言われてるけどこれでありなんじゃないかなと思った。
それはオッペンハイマーの視点でもあるし、この映画をきっかけとして「知る」ことを訴えかけているのでは無いかと思った。
日本が一方的に被爆国として被害者なのか。本土決戦となった場合のアメリカの被害を考えたら、自国で不幸な目に遭ってしまう人が増えてしまうのを防ぐには…と考えたら決断しなくてはいけなかったのだろうな…とアメリカ側の主張を知ることとなった。
逆に他の国の人にとって原爆とはどういうものなんだろうか。どう言う被害だったんだろうか。って思いを馳せることになるんじゃ無いだろうかと思った。
そう考えると同時に日本も公開して、世界の人と意見を言えたら良かったのにな…って思いました。
なぜアメリカが共産主義を目の敵にしているのか。1900年代の世界史をある程度頭に入れて行くとわかりやすいと思った。
アインシュタインが見た目でアインシュタインだ！と分かるのすごい
トリニティ実験の結果を見た時のオッペンハイマーの表情が印象的だった。
IMAXのアスペクト比マックスで上映してたっぽい？けど、下まで映りすぎて最前席の椅子で見えないところあった😅
あと字幕が上すぎて顔に被ってるー！👆💦
