野犬

BLUE GIANTの野犬のネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ずいぶん前に漫画を読んでいて雪祈の最後だけは覚えていたけど細かいところは忘れていたのでほぼ初見の感覚で鑑賞。

・山田裕貴に全く違和感がなかった。
間宮祥太朗に関しては気が付かないレベル。

・漫画の巻数的に駆け足だと思っていたら全然そんなことがない満足感だった。
個々のストーリーが要所で散りばめられていたけれど詰め込み感は無かった。
上京までも話がもうちょいあったけれどあれくらいでも問題なかったと思えてしまった。
(大が天才っぽく描かれてしまっているので仙台でのレッスンの練習のシーンとかもう少し入れても問題なかったとは思う。)

・漫画読んでいた時はアニメ化実写化は反対だったけれどやっぱ音が着くと迫力が段違い。

・大の前向きかつ駆け上がる感じがやはり大好きでよく伝わった。JASSとしての馴れ合いではなく個々の成長をきちんと描いていて良かった。
玉田、雪祈の挫折と努力、そしてそこからの最後の演奏のそれぞれのソロシーンには泣けてしまった。

・唯一演奏シーンのCGはslam dunkと違いのっぺりしたところもあり下手くそに見て、合わないと思った。
作画大変だろうけれど絵のほうが迫力出せたし実際作画での演奏シーンは迫力がより伝わった。


ミュンヘンに行く続きも途中まで読んでいたので続編をとても楽しみにしたい。


あまり他の作品と比較したくないけれど
・原作を知っている
・CGが下手くそ
この2点を踏まえても映画として初見の爆発力は個人的にはslam dunkを超えたと思う。(それだけ宮本大が好きなのかもしれないが)
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