このレビューはネタバレを含みます
ジャズのアニメ映画かー。。。って気持ちで見てたからか面白かったしうるっときたし終わり方もタイプだったので評価高め。でも演奏シーンのpeepinglife感とか抽象的すぎる映像好みじゃなくてそこが微妙だった。
何かに熱中して頑張っている人すっっっごくかっこいい。最初はド下手でミスばっかりでも「僕は君の成長するドラムを聴きにきているんだ」と言ってくれる人がひとりいるだけで努力が認められた気になる。so blueにまでずーっと聴きにきてくれてたしチラシ受け取ってくれた赤鼻のおじさんも見にきてくれててあがった。玉田のソロドラム最高だった！
「すげーな。そこまで言うか。そこまで言ってくれるか。やっぱすげーなこの店」
音楽とか絵画とか表現するものってその人の本質が出てしまうものだから小手先なものはプロにはお見通し。あのユキノリが絶望してがむしゃらになって頑張って、やっと夢の舞台に立てる！ってところで。。なんとなく展開的にだめになるのかな。みたいな予想はついてたのにこっちまで苦しくなってしまった。
夢を諦めるってどんなだろう。夢なんて、もちろんやりたいこともないから全く想像ができない。どんな思いで「大、わかってるだろ」って言ったんだろう。
終わり方が本当に好き。その後大ちゃんがどうなってるか大体の映画だと出てくると思うけど見せずに終わりかあ。かっこいい。終わり方がさっぱりしてて本当に好き。
大さんのおことば
お前はクソだって言われてそれを認めてる。話にならねーべ。ビビってるやつには何もできない。これはユキノリの問題だ
