Riko

ラーゲリより愛を込めてのRikoのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
4.5
戦争映画は疲れる
考えるべきことが多すぎて、感情を使いすぎて本当に疲れる

11年は長い
途方もない
先が見えない毎日に、無い希望を無理矢理見出しながら
どこに向かっているのかもわからない日々を生きる気持ちなんて到底想像がつかない

待ち続けた人が帰らなかった人、帰った先に会いたい人がもういなかった人
帰らない人に恋焦がれながらたった1人踏ん張って耐えた母親が沢山いただろう
みんな違ってみんな辛い時代だったんだろうな

二宮和也の病を患った後の発声が本当に喉がやられてるみたいですごかった
桐谷健太を初めてめちゃくちゃいいと思った
松坂桃李はやっぱり安定に上手い
北川景子は背景にそぐわないくらい綺麗だった

ただ生きてるだけじゃ、生きていないのと同じだ。
Riko

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