古典SFの貴種流離譚なので話自体の目新しさ、革新性は皆無だが
part1と比してやっとポールの物語が動き出した感があり、成程面白さは倍増している
「砂の惑星」に相応しいサンドワームのシーン、これよこれ!!となるシーンがやっと観れたのは嬉しい
これはIMAX案件
逆に言えば、巨大スクリーン、大音響で観なかった場合の退屈さは相当なような
最初からそうなのでそれ言う!？って感じかもだが、救世主、全てを見通す超能力、英雄を崇拝する信奉者と
宗教みゴリゴリの話になっていくので、現代日本人的にも、ピンとは来にくいかも
ハルコンネン男爵が巨デブでかわいい
観賞後他方の感想を漁る仲で、原作既読の海外の方が、主人公のポールを英雄として描く、というよりは
力を持ったものは段々とおかしくなっていく、人間というものを描いている、という話を聞き納得
ヒロイックに楽しめるものではないのも、正しく原作通りと言うことらしい
これは好みが別れるかもしれないなぁと思う
