サトシ

デューン 砂の惑星PART2のサトシのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.9
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演の「デューン 砂の惑星」の続編のSF映画。

ハルコンネン家の策略により、アトレイデス家は全滅してしまう。
しかし、最愛の父とすべてを失うも、後継者ポール・アトレイデスは生きていた。
シャッダム4世の娘、皇女イルーラン・コリノはポールがまだ生きているかもしれないと密かに日記に記しているが、皇帝はアトレイデス家の殲滅に協力したことで意気消沈している。
一方、惑星アラキスでは、ポールとレディ・ジェシカを含むスティルガーのフレーメンがハルコネン家のパトロールを打ち破る。ジェシカとポールがシエッチ・タブルに到着すると、フレーメンの一部は彼らがスパイではないかと疑う一方、スティルガーらは「外の世界」から来た母子がアラキスに繁栄をもたらすという予言の兆しを目撃する・・・。

【キャスト】
ポール・アトレイデス:ティモシー・シャラメ
チャニ:ゼンデイヤ
レディ・ジェシカ:レベッカ・ファーガソン
ガーニイ・ハレック:ジョシュ・ブローリン
フェイド=ラウサ・ハルコンネン:オースティン・バトラー
皇女イルーラン:フローレンス・ピュー
グロッス・ラッバーン・ハルコンネン:デイヴ・バウティスタ
シャッダム4世:クリストファー・ウォーケン
レディ・フェンリング:レア・セドゥ
ウラディミール・ハルコンネン男爵:ステラン・スカルスガルド
ガイウス・ヘレン・モヒアム:シャーロット・ランプリング
スティルガー:ハビエル・バルデム

PART1の復習もしっかり終えて続編を鑑賞。
豪華俳優陣と迫力の映像美でやはり見応え十分の作品です。
砂虫に自分が乗っている体感できますね。
ただ、PART1と比較すると新鮮さはどうしても無かったです。
ポール・アトレイデス演じるティモシー・シャラメが、フレーメンとの協力を得てハルコンネン家に復讐をするストーリーでアクションが多めになっています。
ティモシー・シャラメの立ち振る舞いが映えてカッコ良いのは言うまでもないです。
今回は大量の砂虫が登場しますが、ティモシー・シャラメがようやく砂虫を乗れるようになり、飛び乗るのもやっとなのに、あれだけの人が、しかも妊婦のレベッカ・ファーガソンがどうやって乗ったのかは謎です。
ハルコンネン家の容姿は異様で、整列をして行進する様は、まさに北朝鮮の軍事パレードを見ているようでしたね。
オースティン・バトラーが、残党との決闘を披露しているシーンは、「グラディエーター」を彷彿とします。
ティモシー・シャラメが皇帝を失脚させ、自ら皇帝になり、あれだけ夢にまで出てきたチャニをあっさりと捨て皇女と政略結婚を申し出る展開になるとは驚きました。それは不貞腐れて砂虫を呼びたくなりますよね。
復讐してすっきりするとおもいきや遺恨が残り、これでは後味が悪いですね。
映画館で鑑賞できて良かったですが、どうしても「スター・ウォーズ」と比較してしまいますが、PART1を観ないとPART2は観ても世界観が分からないので、万人にオススメできない作品ですね。
サトシ

サトシ