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新橋探偵物語 駅前サウナの怪人編のimaponのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

R15で見た前作。続編が作られたらR18で見たいと思ってたが結局またR15。それはどうでも良いか。
なんとスピンオフでリトル・チャイナ・ガールなな(きみと歩実)が主演。より神楽を研究して寄せるかと思われたが、そこんところはななオリジナルで良しということで・・・
サラリーマンの町新橋を描いた作品で、1990年代新橋烏森口を根城として毎夜飲み歩いてた身としては何とも思い入れがある街。
しかし、あの頃と新橋飲み屋も働く男女の位置関係も随分と様変わりしたよね。
そんな中、レトロなまま残るニュー新橋ビルの内部が見られたのは嬉しい。舞台となるサウナ・アスティル。その前身だかどーだか知らないけれど当時、ニュー新橋ビル内のサウナはカプセルホテルよりやや安い、二段ベッドを張り巡らせた宿。終電逃してオヤジの鼾に悩まされながら良く泊まったもんだ。これは余談。

ななの果無に対するちょっと不明な「好き」という気持ち。おバカ映画なのでそこんところはやや雑だけれど、ななが健気でとても可愛い。
「セックスはイクものでないお互いイカせるもの」セックス探偵の教えも、果無の顔が浮かんでしまいイキまくてしまうなな。
新キャラ妹分のハチ(亜矢みつき)も明るく可愛い。
スランプの先輩に対してはっきり「私のほうが成果出してるよね」
志半ばで諦めかけたななに対して初代セックス探偵珍鎮のアドバイスの言葉、そのまま頂いちゃうなな。

でも映画の見所はやはりななの特訓シーン。きみとちゃんの柔軟な身体能力を久々に見た。

男尊女卑の世界回帰を主張する組織アダムにイランイランから淫乱淫乱、そして首輪をつけてのセックス対決。
媚薬イランイランによって相手が愛する果無に見え癒されイカされそうになるななのピンチ。
間一髪の覚醒で体制逆転、首輪時限装置が爆発するかという一瞬。
「あなたは溜まっていただけ、女の子にもやさしくなれるあるよ」

何も考えずに楽しめばよい娯楽作。一発で乗れるかどうかが勝負の分かれ目。

本作、シリーズ化にする気満々だけど、個人的にはタイムスリップもので90年代新橋烏森口にLittle China Girlを潜入させて欲しい。無理だろうけど。

R18タイトル「激マブ探偵なな 手淫が炸裂する時」
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