pochikuroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.6

漫画、アニメも見て映画化のキャストのクオリティに感激。楽しみに鑑賞!どれも素晴らしい仕上がりになっており、中でも鶴見中尉の玉木宏にはびっくりさせられた。本物すぎ。10㎏体重増量した山崎賢人もきちんと体>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

堺雅人と香川照之のコンビがたまらないハートフルコメディ。
2人の泥棒と殺し屋の入れ替わり設定さながら、広末涼子の編集長という役職でありながら部下にもそれを宣言して淡々と結婚の予定を先に決めて今から相手
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

村上春樹原作、まだ読んだこともない。ノルウェイの森も有名で関心はあるけど未読。

ドライブ中の静かな乗り心地、揺れ具合、主人公のこだわりみたいなものがそこにある。また、愛妻にも別の角度でこだわりがあっ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

子供たちが帰り際に言う、バイバイ。小さいときってなんであんなに一生懸命言うのかな
。絶対聞こえているのに。
そしてまた会いたいからまたね、相手の声が聞こえなくなるまでずっと言う。
自分も子どもの頃言っ
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散り椿(2018年製作の映画)

3.7

小説をよんでいたので早く観たかった作品。まずびっくりすることは、岡田准一の剣捌き。武術で有名ではあるが剣となるとまたその迫力が凄い。超スピード。
西島秀俊との剣での対峙があるが互角の様を魅せるシーンだ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.8

何気なく見たけど、意外と面白かった。
リアルな現実と向き合う作品。最終的にどうなるのか気になっていた。確かにそういう選択もあるのかと思ったが、現実的には受け入れ難い。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

キャストはほとんど大好きで鑑賞。内容がとにかく不気味で始終気持ちが悪かった。
ただ、独特な世界観は嫌いではない。気持ち悪かったけど面白かった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

ヤクザものなのになんかお洒落で全体的に青のイメージがあり、美しかった。
生きるか死ぬかの殺伐たるシーンと沖縄のゆったりした仲間との楽しそうな平和なシーンのギャップが最高。
楽しそうに相撲とってるところ
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異人たち(2023年製作の映画)

4.2

とても素晴らしい内容と構成だと感じだが、映画館の音が大きすぎて耳を塞ぐほど。感情が入らなかった自分を残念に思う。
日本版『異人たちとの夏』を是非観て自分のなかで答え合わせをしたい。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

浜辺美波がびっくりするほど可愛すぎる。そしてそれに負けないくらい神木隆之介も可愛い。またの絶妙コンビ。
探偵から急にゾンビものになってしまってびっくりしたけど、意外と面白かった。ゾンビの頭に剣を刺す時
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

本木雅弘。めちゃくちゃ良かった。

夫婦の会話。この人嫌だな苦手だな面倒臭い人だなの夫。せっかく面倒臭い人に寄り添った答えをしてもすぐ嫌な返しをしてくる。
バス事故で奥さんを亡くした後も自分がどう見え
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

太賀らしい、人的に駄目でも嫌いになれない人物を描くのにはもってこいの俳優。素晴らしい。
ナマハゲを伝統に、だなんて。今まで、そんなことしてる人にピックアップされることもなかっただろうけど、伝統行事を大
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i ai(2022年製作の映画)

4.0

映画というひとくくりとしては難しいけど、芸術面でいうと素晴らしい作品だと思った。
舞台を映画として観れてるのかなとやや贅沢な気分だ。
赤を基調に森山未来にしかなし得ない表現力で、また赤を武器に美しい仕
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前編で人間ドラマと将棋を散らばせていたものを後編で人間ドラマを多めで回収していた感じでした。
幼少期から将棋漬けで家族の温かみも知らずに育ってきた主役が自分のまわりで大切な人が辛い目に遭った時にどうし
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザで殺人までやってきた男が刑務所から出てきて年もとり、時代も変わっていて浦島太郎状態。真っ当に生きることを決め働こうとするが時代や堅気の世界についていけず悪戦苦闘。
ただミシンを出してカーテンつく
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.6

漫画も読んでない、将棋も全くわからないので観る資格なし、だけど面白かった。
恐らく漫画のキャラがあって、クセ強の人たちが出てくる。
特に二階堂役染谷将太。特殊メイクではじめ全然わからなかった。目が確か
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まずタイトルが素敵。

こんな気の合う2人であればずっと幸せでいられるはずと誰もが思うだろう。
夢を持ってる人はキラキラしていてその好きな人を応援もしたくなる。
ただ現実は厳しくて夢を追うのも困難で、
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

前々から観たかった映画。観るまでは割と戦うシーンがあるのかと思っていたが、それに至るまでの壮絶な戦いを数学を使って繰り広げられていた。

主人公の櫂直は百年に1人の天才。その天才ぶりが異常なくらい凄く
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キングダム(2019年製作の映画)

5.0

漫画、アニメ、映画と大成功の作品。
実写化映画は馬鹿にしていたけど考え方が変わった作品。

キャスト1人1人こだわりありファンの期待を裏切らないよう必死に演出していたと思う。

山﨑賢人、もう信にしか
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.5

柳楽優弥の演技が凄い!

ただただ暴力に快感を覚え、誰にでも暴力をふっかける主人公。こんな人いたらたまったもんじゃないという感じ。

ただ、弱者には関心がなく強いものに挑んでいたのが、自分では何もでき
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.1

はじめに倍賞千恵子がたたずんでる姿、どこかフランス映画かと思ってしまった。お洒落な感じがした。
内容はというと75歳を境に自分で生死を選択するということが国会で可決。その後特に今まで通り何も変わらない
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

トランスジェンダー、一言でその思いを語ることはできないだろうけれども、自分の内面と外面の違和感を覚えて苦しく生活してる人は少なからずいる。主人公の凪沙もその苦しさの中生活していてある少女一果と一緒に過>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

漁猟業ろう者家族の中で1人だけ耳が聞こえる。しかも歌が好きで歌が上手いどころか才能ありまくり。家族にとっては通訳としての頼みの綱であり、仕事として欠かせない存在。主人公ルビーは歌を歌っていきたい。家族>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

冒頭から度肝抜かれてしまいました。
アイナ・ジ・エンド。
彼女のことを私は知らなかったが、もの凄い歌唱力。
チャラを思わせる独特な歌い方、序盤から最後まで彼女の虜になってしまいました。

そして、広瀬
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

人の生き方を再度考えなおした作品です。もっと裕福に、もっと楽に、楽しく、生き方は様々だけれど、主人公はただただひたすらトイレを清掃し、好きな音楽を聴いて、好きなルーティンで毎日を同じように過ごしていく>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

小説を読んで良い作品だと思ってましたが、待望のアニメ映画化。映像で確かめましたがやはり心に残る作品だと思います。おとぎ話のような設定でありながら、集められた子供たちの壮絶な過去。キーパーソンである先生>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.6

坂元裕二脚本、是枝裕和監督、坂本龍一の音楽全ていいとこどりの完璧な作品。音楽が良すぎて観賞後も暫くずっと聴いていた。
誰でもなり得る怪物、自分も正義感ぶって自分を正当化したくて相手を懲らしめるために検
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(2023年製作の映画)

3.9

母親を誘って映画館で鑑賞。正直母親を誘ったのはヤバかったかなと思うくらい序盤から首が飛んでいくので最後まで見れるかヒヤヒヤしてました。心配をよそに、意外と楽しめたようでよかった。大河ドラマではない迫力>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

3.1

キャストは良かったのですが、話しが壮大で設定に無理があるような感じがしました。期待値が高い分残念な気がします。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

普通の映画館で見ましたが少し目を瞑ってしまうくらいゴジラの迫力が凄かった。ゴジラが凄いだけでなく、人間ドラマもしっかりしていて、戦後間もなくというところに焦点をあてたところが、主役も口にしていた、自分>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.9

以前から見たかった作品。最初から最後まで本当に胸が痛くなる苦しいストーリー。ほんの最後に温かい光がさすシーンが本当に良かった。役者陣が全て演技とは思えないほどその人になりきれていて素晴らしかった。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

物語がゆったり進んでいくところがリアリティあって好き。団地に住む母役樹木希林さんが布団を取り込むのにダイニングを介して狭い場所を持っていく姿や、仏壇にあげてるお饅頭にまで何の躊躇もなく食べる主人公役阿>>続きを読む

ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.0

ずっと前から気になっていた作品をやっと観ることができました。タイトルのピアノレッスンというものがどういうストーリーになるのか大変興味深かったのですが、正直観るまではピアノとはあまり関係ないストーリーで>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

エマストーンの圧倒的な演技力、表現力を感じた作品だった。人間の欲望だけではなく、道徳的、哲学的なものも感じ、エンディングも気持ちいいものでした。ストーリーだけでなく、美術的にも美しく、着ている衣装も全>>続きを読む