pochikuroさんの映画レビュー・感想・評価

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トムとジェリー(2021年製作の映画)

4.0

何気なく観たけど意外と面白かった。
なんといってもトムジェリのこの感じが懐かしくて嬉しくなる。
実写化ということで、トムとジェリーと同等の人間界の話しがちゃんとあって、そのケイラ役のクロエがとっても可
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

なぜこの名作を今の今まで観てこなかったのか、自分を疑ってしまう。
しかもこの作品は絶対に映画館で観るべきで金ローになってしまってることを悔やむ。いや、こんな自分にも見せてくれる機会を与えてくれた金ロー
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

生まれつき感音性難聴両耳聞こえない。聞こえないため指導者も一言も出さずにコンビネーションミットの音が鳴り響く。

帰宅すると弟はギターを弾いて彼女がいる。
兄弟で健常者と聴覚障害者の違いが見せつけられ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

映画観てる間、始終口角が上がっていた気がする。
小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり、このキャストが安定すぎる。なんか家族のような、安心して見ていられる。
洒落たカフェとかレストランではなく、あくまで食
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余命10年(2022年製作の映画)

4.6

自然と気づいたら涙が頬をつたっていた、そんな映画だった。

とにかく映像がとても綺麗で、桜並木、桜吹雪、時が止まる描写、素敵でした。
余命10年と知ってビデオカメラで大切な時をいつも撮るようにしていた
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.4

小説を読んでいたのでどんな仕上がりになってるのか映画は観たかった。
こんな喫茶店あったら是非行きたい。レトロな空間、コーヒーも美味しそう。
誰もが過去に戻りたいことってあるかも知れない。特に亡くしてし
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.2

グリーンマイルとは処刑までの道のり…

あ、そんな感じ…と思いながら処刑の流れ、ここで使われる電気椅子の掃除など、仕事をこなしていく看守のボスであるポール。
辛いことを回想するのに尿路感染症が出てくる
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

若干馬鹿馬鹿しさがあったし、ゾンビものは苦手だったけどちゃんと面白かった。
このカメラを止めることなく撮りきってるのは新鮮で良かった。
ストーリーもまあまあ面白いと思っていたら舞台裏も繋げてきたので更
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.6

一途な逢いたいという想いから起こるファンタジー。
全然違う人物なのに生まれ変わって何度でも逢いに行こうとする。なんてロマンティストなストーリー。生まれ変わりがやはり全然違う人物なのでなかなか入ってこな
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.3

出だしは美咲ちゃんが怒ったように、障害者だからとわがままし放題に見えたが、そんな鹿野さんにボランティアはみんな喜んでついていく。その謎がだんだん観て行くうちに見えてくる。
二十歳までしか生きられない、
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

本屋大賞を取った作品、絶対見ようと思い、映画館で観た作品。
残念ながら小説を読む機会がなく映画での初見。
幼くして両親が亡くなり…、もう、ここだけで辛い。こどもが育つのに、やはり環境って大事で、ただ、
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.2

ヘブンズドア、今、こころの扉、開かれました。
そんな気持ちでいつも岸辺露伴を観ている私。
漫画はジョジョの奇妙な冒険は少し知っているが、岸辺露伴は知らなかった。NHKのドラマ版で露伴先生を知ってハマり
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

虎狼の血が若干今風になっていた。当たり前だけどやはり昭和感あっての、役所広司あってのものだったのかなと感じてしまう。
しかし、鈴木亮平は、めちゃくちゃ怖かった。迫力はあった。目ん玉手法はえげつない。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

まさに衝撃作!ヤクザ映画を代表する作品。迫力が凄くて正直最後まで観れるだろうかとハラハラ。
役所広司さん演じる大上さんはやることがめちゃくちゃなのに変に人間臭く情が深い。危険を冒してでも信念を貫いてい
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レオン(1994年製作の映画)

4.5

何回観ても良いと思える作品。
凄腕の殺し屋と家族惨殺された幼き女の子。まるで正反対の2人が共同生活を送ることで、かけがえのない何かを得ていく。
その2人の変化していく姿が大変魅力的。
ナタリー・ポート
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

途中から涙が止まらず口がパッサパサになりながら最後まで観た。収容所がラーゲリという意味なんだ。て、ことはやっぱりここからは帰れなかったんだ。そう思いながら見届けていった。
山本の人格があまりにも人が良
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.6

漫画、アニメも見て映画化のキャストのクオリティに感激。楽しみに鑑賞!どれも素晴らしい仕上がりになっており、中でも鶴見中尉の玉木宏にはびっくりさせられた。本物すぎ。10㎏体重増量した山崎賢人もきちんと体>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

堺雅人と香川照之のコンビがたまらないハートフルコメディ。
2人の泥棒と殺し屋の入れ替わり設定さながら、広末涼子の編集長という役職でありながら部下にもそれを宣言して淡々と結婚の予定を先に決めて今から相手
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

村上春樹原作、まだ読んだこともない。ノルウェイの森も有名で関心はあるけど未読。

ドライブ中の静かな乗り心地、揺れ具合、主人公のこだわりみたいなものがそこにある。また、愛妻にも別の角度でこだわりがあっ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

子供たちが帰り際に言う、バイバイ。小さいときってなんであんなに一生懸命言うのかな
。絶対聞こえているのに。
そしてまた会いたいからまたね、相手の声が聞こえなくなるまでずっと言う。
自分も子どもの頃言っ
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散り椿(2018年製作の映画)

3.7

小説をよんでいたので早く観たかった作品。まずびっくりすることは、岡田准一の剣捌き。武術で有名ではあるが剣となるとまたその迫力が凄い。超スピード。
西島秀俊との剣での対峙があるが互角の様を魅せるシーンだ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.8

何気なく見たけど、意外と面白かった。
リアルな現実と向き合う作品。最終的にどうなるのか気になっていた。確かにそういう選択もあるのかと思ったが、現実的には受け入れ難い。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

キャストはほとんど大好きで鑑賞。内容がとにかく不気味で始終気持ちが悪かった。
ただ、独特な世界観は嫌いではない。気持ち悪かったけど面白かった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

ヤクザものなのになんかお洒落で全体的に青のイメージがあり、美しかった。
生きるか死ぬかの殺伐たるシーンと沖縄のゆったりした仲間との楽しそうな平和なシーンのギャップが最高。
楽しそうに相撲とってるところ
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異人たち(2023年製作の映画)

4.1

とても素晴らしい内容と構成だと感じだが、映画館の音が大きすぎて耳を塞ぐほど。感情が入らなかった自分を残念に思う。
日本版『異人たちとの夏』を是非観て自分のなかで答え合わせをしたい。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

浜辺美波がびっくりするほど可愛すぎる。そしてそれに負けないくらい神木隆之介も可愛い。またの絶妙コンビ。
探偵から急にゾンビものになってしまってびっくりしたけど、意外と面白かった。ゾンビの頭に剣を刺す時
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

本木雅弘。めちゃくちゃ良かった。

夫婦の会話。この人嫌だな苦手だな面倒臭い人だなの夫。せっかく面倒臭い人に寄り添った答えをしてもすぐ嫌な返しをしてくる。
バス事故で奥さんを亡くした後も自分がどう見え
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

太賀らしい、人的に駄目でも嫌いになれない人物を描くのにはもってこいの俳優。素晴らしい。
ナマハゲを伝統に、だなんて。今まで、そんなことしてる人にピックアップされることもなかっただろうけど、伝統行事を大
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i ai(2022年製作の映画)

4.0

映画というひとくくりとしては難しいけど、芸術面でいうと素晴らしい作品だと思った。
舞台を映画として観れてるのかなとやや贅沢な気分だ。
赤を基調に森山未来にしかなし得ない表現力で、また赤を武器に美しい仕
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前編で人間ドラマと将棋を散らばせていたものを後編で人間ドラマを多めで回収していた感じでした。
幼少期から将棋漬けで家族の温かみも知らずに育ってきた主役が自分のまわりで大切な人が辛い目に遭った時にどうし
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザで殺人までやってきた男が刑務所から出てきて年もとり、時代も変わっていて浦島太郎状態。真っ当に生きることを決め働こうとするが時代や堅気の世界についていけず悪戦苦闘。
ただミシンを出してカーテンつく
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.6

漫画も読んでない、将棋も全くわからないので観る資格なし、だけど面白かった。
恐らく漫画のキャラがあって、クセ強の人たちが出てくる。
特に二階堂役染谷将太。特殊メイクではじめ全然わからなかった。目が確か
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まずタイトルが素敵。

こんな気の合う2人であればずっと幸せでいられるはずと誰もが思うだろう。
夢を持ってる人はキラキラしていてその好きな人を応援もしたくなる。
ただ現実は厳しくて夢を追うのも困難で、
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

前々から観たかった映画。観るまでは割と戦うシーンがあるのかと思っていたが、それに至るまでの壮絶な戦いを数学を使って繰り広げられていた。

主人公の櫂直は百年に1人の天才。その天才ぶりが異常なくらい凄く
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キングダム(2019年製作の映画)

5.0

漫画、アニメ、映画と大成功の作品。
実写化映画は馬鹿にしていたけど考え方が変わった作品。

キャスト1人1人こだわりありファンの期待を裏切らないよう必死に演出していたと思う。

山﨑賢人、もう信にしか
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.5

柳楽優弥の演技が凄い!

ただただ暴力に快感を覚え、誰にでも暴力をふっかける主人公。こんな人いたらたまったもんじゃないという感じ。

ただ、弱者には関心がなく強いものに挑んでいたのが、自分では何もでき
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