あおあかドンデン返しダディさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ホーム・インベージョン(2014年製作の映画)

3.4

突然の侵入者により監禁され蹂躙されていく夫婦を描く物語。ジャケ写予想に反し、官能的なシーンは控えめでした。劇中で団鬼六氏に代表される日本の緊縛技術を賞賛する場面があり、誇らしくも恥ずかしくなりました。>>続きを読む

二重生活(2012年製作の映画)

3.0

過去に鑑賞した映画で、主人公の振る舞いによって此れほどまでに胸糞の悪さを感じた作品はありません。特に女性の視聴者には露ほどの情も湧かないと思います。早々とどんでん返しが起こり、後半のオチも予想が出来ま>>続きを読む

30 MILES(2004年製作の映画)

3.7

砂漠の一本道で、エンストにより困惑していた男を人助けで乗せたものの、互いの秘密を曝け出していくうちに予想外の結末を迎えてしまう物語。作品内容の大半は、2人の男により繰り広げられる取り留めの無い会話劇。>>続きを読む

アンダー・サスピション(2000年製作の映画)

3.3

容疑者役G•ハックマンと、刑事役M•フリーマンという二大名優による心理戦を主軸に殺人事件の謎を解くサスペンス•ミステリー。確かに結末のどんでん返しは驚愕でした。しかし、肝心な部分で辻褄が合わずに再鑑賞>>続きを読む

テープ(2001年製作の映画)

2.7

とあるモーテルの一室にて、卒業以来久々に再会した3人の男女が、高校時代の出来事を告白していくうちに衝撃の事実が浮かび上がってくる物語。某映画専門サイトでどんでん返し映画作品として紹介されてましたが、個>>続きを読む

インド夜想曲(1988年製作の映画)

3.2

ある一人の男が、行方知れずの友人をインド各地を転々と彷徨いながら、ひたすら探し続ける物語。間違いなく今年一年間で鑑賞した映画で、最も静かで穏やかな作品だったと思います。ミステリー調和で進行するものの、>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.6

不法よじ登り系の動画配信には、自業自得の概念から同情の余地を持ち合わせないのですが… 高所が苦手な上、絶えず手に汗握る本作の展開には思わず引き込まれて驚愕でした。単なる孤独サバイバル作品と異なり、複雑>>続きを読む

シティ・オブ・ゴースト(2002年製作の映画)

3.3

N.Y.で保険金詐欺を働き東南アジアへ逃亡を図った男が、過去を清算して新たな人生を歩む為、かつてのボスと対峙していく物語。M•ディロンの演技は良く、設定も悪く無いと思われますが、全体を通して淡々とした>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.4

予告動画で掴んでいた印象と大きく異なっていた事が何よりどんでん返しでした。血の匂いが漂ってきそうな合戦殺戮シーンは、さすが北野武監督!… 圧巻でした。昔から日本史が好きで、特に信長が登場する映画やドラ>>続きを読む

ノー・ワン・リヴズ(2012年製作の映画)

2.5

ドライブ中に拉致され、恋人が殺害された事を機に、恐ろしい本性を露わにしながら報復する男の物語。ストーリーは至って単純な設定でしたが… 殺人鬼VS犯罪集団という、何ともどっちもどっちの駆け引きが続き、ど>>続きを読む

スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする(2002年製作の映画)

4.2

統合失調症を患った男が、自らの日記を紐解きながら暗い過去を思い返していく物語。さすがクローネンバーグ監督らしい重苦しい雰囲気に包まれっ放しの作品でした。設定が設定だけに早い段階で薄っすらとオチに気付い>>続きを読む

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.4

豪華クルーズ船で起きた殺人事件を客室乗務員が解明していく物語。予想していた展開とは大きく異なり… 色々な意味で驚愕でした。終盤に其れなりのどんでん返しも伴って満足しました。ただ… サスペンス•ミステリ>>続きを読む

女子大生・恐怖のサイクリングバカンス(1970年製作の映画)

3.2

長期休暇を利用して自転車旅行をしている2人の女子大生が、謎の連続殺人鬼に狙われる恐怖を描いた物語。放題が直球過ぎてウケました。古き良きB級ホラー感満載で、ラストは驚愕でした。ストーリーは単純で、それほ>>続きを読む

もうひとりのシェイクスピア(2011年製作の映画)

4.1

自筆原稿は存在しないにも拘らず、今も世界中で愛される戯曲を多く残したシェイクスピア。謎めいた彼を象徴する別人説を元に描かれた物語。登場人物の呼ひ方が複数存在する事や、時系列の設定が目紛しく変化していく>>続きを読む

ケイティ(2002年製作の映画)

3.6

恋人が行方不明となった事で孤独を感じていた女子大生が、若手刑事と共に失踪の秘密を探っていく物語。比較的に激しい動きは少なく、全体的に地味で静かなムードが漂い続けるので、深夜の鑑賞は睡魔との闘いでした。>>続きを読む

クライモリ(2021年製作の映画)

3.5

ほぼ予備知識ゼロにて鑑賞。森の中から何かが狙っている!… 序盤からハラハラの緊迫感が続いてましたが、正体が判明してからは少々中弛み気味…。なかなか救いようの無い展開でツッコミ所も満載MAXでしたが、グ>>続きを読む

(2001年製作の映画)

3.9

4人の若い男女が、古い防空壕に閉じ込められてしまった事で起きる顛末をスリリングに描いた物語。何を書いてもネタバレになりそうなので避けますが… 胸糞の悪さが何とも心地良い展開となり、ラストで明かされた真>>続きを読む

アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

2.9

富裕層の家ばかりを狙う2人組の若手グラフィティアーティストが、著名な元判事宅の衝撃的な秘密を知った事から、危険な状況に巻き込まれる物語。Netflixで〝どんでん返し〟と検索したら上位に出てきたので迷>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.4

メガバンクの支店で起きた架空融資や現金紛失事件を巡り、様々な銀行員の群像を描いた池井戸潤原作の物語。バラバラに散らかっていた逸話が複雑に絡み合い、伏線を回収しながら繋がっていく展開。更に予想外のどんで>>続きを読む

ラベンダー 妖精の歌(2016年製作の映画)

3.6

交通事故で記憶障害に陥った女性が、徐々に回復してゆく流れの中で、幼き日の忌まわしい秘密が蘇ってくる物語。ひたすら暗くて静かなシーンと不穏なBGMが続くので、就寝前の鑑賞では絶えず寝オチとの格闘となりま>>続きを読む

アナザー(2015年製作の映画)

3.4

『パラドクス』(2014年制作:メキシコ)が、ジャケ写詐欺として一部で話題になってましたが… 恐らく同一作者の本作ジャケも同類になるかと思われます。興味深い設定に謎めいたミスリード、更にどんでん返し仕>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.7

過去を変更する事で、現在の状況が変わってしまう設定。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『バタフライ・エフェクト』『オーロラの彼方へ』等で馴染み深いのですが、本作でも過去の出逢いや親子愛、男同士の友情を>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

4.5

何処までが事実に基づく話か解りませんが… “冥婚”の事は知らなかったので勉強になりました。ネットで調べると、日本も類似した形式的慣習が残っているとの事で衝撃でした。最近流行りのジメジメした台湾発ホラー>>続きを読む

クリニカル(2017年製作の映画)

3.6

診察でトラウマを抱えた精神科の女医が、久々の仕事復帰で苦悩する物語。驚愕のどんでん返しを目的として制作された印象でした。ある程度のオチは早い段階で予想出来ましたが、期待値は低めで鑑賞したお陰で其れなり>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

民泊を利用した女性が恐ろしい事態に巻き込まれていく姿を予測不能な展開で描いたホラー。幾つかのレビューで“物語の途中でジャンルが変わる!”…との興味深い感想が見受けられたので、可能な限り予備知識を得ずに>>続きを読む

サイレンシング(2020年製作の映画)

3.7

野生動物保護区の管理人が、自分の娘を含む少女連続失踪事件に迫る物語。仕事疲れの深夜にボーッと鑑賞したせいか… 結末を深読みせずに流されるまま後半を迎えてしまい、思わず想定外の展開に驚愕でした。小さな伏>>続きを読む

ヒプノシス/催眠(2020年製作の映画)

3.3

催眠治療を受けた若者達が、催眠と現実の間に翻弄されながら、次々と奇妙な出来事を体験していく物語。韓国産のホラー作品は比較的に馴染みが薄いのですが、虫酸が走るようなグロ描写とジャンスケが相まって、恐怖の>>続きを読む

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

3.2

孤島に佇む最新鋭の刑務所を舞台に、感情を操る新薬開発を目的として、囚人達に治験を実施していく物語。後半に入ると直ぐに隠されていた幾つもの真実が明かされて、どんでん返しに驚愕!… 設定としては興味深く、>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.9

言うまでもなくタランティーノ監督の名作。随分前にWOWOWで鑑賞してたのですが、某映画サイトで、どんでん返し作品として紹介されていたので再度の確認。10代で暗殺者を演じた栗山千明さんの華麗な格闘シーン>>続きを読む

潔白(2020年製作の映画)

3.2

敏腕女性弁護士が、集団毒殺事件の容疑者となった実母を信じて奔走する物語。他の韓国サスペンスと比較すると、以外にもストレートで行儀の良いどんでん返し(⁉︎)を感じました。話の展開では、胸糞で不快に感じる>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

Disney villainsで有名な“クルエラ”の誕生秘話を描く物語。複数のレビューで“どんでん返し”ワードを散見したので、今更ながらBS録画分を鑑賞。確かに中盤からは二転三転する展開となって驚愕の>>続きを読む

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.5

普段は家族思いの大物実業家だが、裏では残忍な連続殺人鬼という二面性を持つ男の苦悩を描いた物語。各レビューで賛否が分かれており、以前から気になっていての鑑賞。公開当時、K•コスナーとD•ムーアの二大俳優>>続きを読む

ミセス・シリアルキラー(2020年製作の映画)

3.8

連続殺人の容疑で逮捕された夫の冤罪を晴らす為、勾留中に猟奇殺人を模倣して真犯人を演じる妻を描いたインド産サスペンス。なかなか設定が面白くて物語のテンポも早い為、鑑賞時間はあっという間でした。終盤で明か>>続きを読む

悪魔のようなあなた(1967年製作の映画)

3.4

事故で記憶を失った男が、退院後に回復していく過程で妻や自宅等の環境に違和感を持ち始めていく物語。どんでん返しが目的で制作された感覚が強い為、個人的には大好物となる作品でしたが、A•ドロン主演映画の中で>>続きを読む

レベッカ(2020年製作の映画)

3.6

1940年に公開されたA•ヒッチコックの名作を新解釈を交えてリメイクされた作品。物語全体を通しての流れは大凡で同様でしたが、終盤での法廷シーン以降は現代サスペンス調にアレンジされており、特に結末が異な>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

3.7

言わずと知れたヒッチコックの名作で、彼が米国へ進出してからの初監督作品。過去に流し見程度の記憶しか無かったので再鑑賞。『サイコ』等にも言える事ですが、モノクロのサスペンス映画らしい独特のおどろおどろし>>続きを読む