Chihayaさんの映画レビュー・感想・評価

Chihaya

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

絶望でもない、希望に満ちるでもない、妙な気持ち。
きっと世界はまた新しい非日常を受け入れて、日常を続けていく。





大葉くんの声、入野自由さんだったんだ!もう一度聞きたいな。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

誰かがいなくなったら、誰かが代わりをしなくちゃいけない。
日岡は大上の跡を継いで無理くり頑張っていたけれど、どんどん均衡が崩れていく。
鈴木亮平さん演じる上林と日岡の初対面シーン、静かに牽制し合うとこ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

ホラー映画かと思ったら、違った。
少年少女達の成長に主軸を置いた、いわゆるジュブナイル映画だった。
ホラーを期待して見てしまったために完全に拍子抜けしたが、上記を踏まえて見れば納得。
それぞれが抱える
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.0

これが「必要悪」というもの……?

兎角、役所広司さんが全てを掻っ攫っていく映画。
松坂桃李さん演じる日岡の雰囲気の変化も面白かった。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

意外な展開。新境地。

何がとは言わないが、なんせ「逆」なので、戦闘シーンが独特でテンションが上がった。

ホラーにジャンル分けされているものの、怖さはほぼゼロ。予期せぬ真相で大変楽しめた。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.0

主人公は結局何も選べなかった。
追い詰められて行動には移したけれど、最後の最後まで、自分で選ばなかった。自分で責任を負わなかった。

終始まとわりつく気味の悪さに、なぜか目が離せなかった映画。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.0

サスペンス、ミステリものとしては、いまひとつ物足りなかった。
派手なパッケージ(ジャケ写)と謳い文句に、やや期待しすぎたかもしれない。
(聞くところによると司法修習中に書いたらしいが、)せっかく弁護士
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.0

野村萬斎さんがハマり役。
安倍晴明はミステリアスでどこか浮世離れした雰囲気がなきゃね。
伊藤英明さんの愚直な役も良い。

2人とも夢枕獏さんの小説のイメージにかなり近い。

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.0

単体としては面白いが、これを見ると「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」でレクター博士に感じた『得体の知れない不気味さ』は消えてしまうなあ。
理由のある狂気より、理由なき狂気の方が数段上だもの。

What
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

面白い!
少しシュールな日常系アニメかと思いきや、そんな一筋縄でもいかなそう。
ほのぼのと不穏が入り混じる日常。
「シフター」って言葉が出てきたが、世界線から別の世界線へシフトするということかな。パラ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

機能不全の政治。軍の腐敗。
最後まで清々しいほどに救いがない。映画としては嫌いじゃないが......。
仮に現実にこれに近しいことが起こり得るとしたら絶句。こんな「order 体制」は嫌だし、こんなの
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

ほぼワンシチュエーション映画。……のわりに見応えあり。

ホワイトはどうしてオレンジにあんなに強く肩入れしたのかなあ。
オレンジの人柄の成せる技?

ティム・ロスの演技、仕草から表情まで、とても素敵。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

母親による抑圧。大役への渇望と不安。過酷な稽古。
徐々に精神が瓦解していくバレエダンサーのお話。

危険な遊び(1993年製作の映画)

3.5

面白かった。
邦題より原題の方がしっくりくる。

母親を亡くした少年マークが、伯父の家に滞在する間に起こる出来事を描いたサスペンススリラー。

主要人物の1人マーク役はロード・オブ・ザ・リングでフロド
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

法廷劇が中心のサスペンス、あるいはヒューマンドラマ。

起きた事実は一つ。でも見え方は無数にあって……。
確実な証拠が見つかっていない以上、状況からは如何様にも推測できる。恣意的な解釈も自由自在。真相
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.5

全員頭がおかしかった。ここは雛見沢か?

ジャンルとしては復讐モノ。ややグロめのシーンあり。作り物っぽさは強いが、回数が多い&長いので、血や怪我の描写が苦手な人には厳しいと思う。

寒色フィルターをか
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市子(2023年製作の映画)

3.0

「幸せな時も、たしかにあったのよ。」
一番印象に残った台詞。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

素敵なお話。
声を演じた声優、俳優さんらも良かった。

所々劇伴が煩く感じた。徐々に盛り上がるでもなく、急に結構な音量で音楽が鳴り始めるので集中が削がれちゃった。

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(2004年製作の映画)

3.0

FFシリーズを一度もプレイしたことがないのに、ブルーレイを持っている……。

10年以上前にたしか動画サイトで偶然一部を目にして、あまりのCGの美しさにテンションが爆上がりし、思わず買ったのだったと思
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

演技なのか脚本なのか演出のせいなのか……分からないがとにかく私にはハマらなかった。特にハラハラせず、惹き込まれるシーンもなく。
終盤の種明かしは、二転三転して多少の意外性はあった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

好き。面白かった。
クスッとする掛け合いがあって楽しいし、成長期真っ只中の総実君が抱える悩み、変化への戸惑い、諸々込み込みで素敵な物語。

巻き戻しのできないビデオデッキは、時間は一方向にしか進まない
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ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.5

アクション、スパイ、ミステリ、恋愛をちょっとずつ混ぜたような映画。
どの要素もわりと軽めなので、重厚で本格的なものを観たい人には向かないかも。気軽にサクッと観る分には良いと思う。私はわりと楽しめたし、
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