りほこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

りほこ

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

記録
地震や自然災害をテーマ。
日本の田園風景や実際の街並みを残すものとして、素晴らしいなぁ。
神秘的な音楽や、神秘的な内容も何だかグッとくるものがありました。新作のたびに神秘的現象の規模が大きくなっ
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.7

アメリカンビューティーの監督サムメンデス氏と、タイタニックの2人による物語。

妊娠によって女性やその周りの人生が大きく変わることは、マグノリアの女たち含め変わらない。進みたい特別でありたい彼女と、現
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.1

小説が原作のピアニストの物語。
これは原作小説で観るべきものだなぁ。

雨の日の朝に、のんびり半目で観るには丁度よかったかも。。

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家(2009年製作の映画)

3.8

ホラーかと思いきや、サイコパス映画。
母子家庭につけ込む1人の男性。徐々に準備されていくの怖いなぁ。
どのお家もプール付きの、のどかな街で恐ろしいなぁ。。
レモネードの作り置きいいなと思いました。
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.5

枠にはまらない家族の形。お母さんが2人、それぞれが子供を産み4人家族。精子ドナーの人と出会い、家族が乱されながらも、つづいていく物語。"生活"の続きを観ているような作品。
もっと柔軟に考えられる社会に
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.5

ハリエットタブマンさん、この作品で初めて知りました。世界には偉大な人がまだまだいるなぁ。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

映画雑誌か何かで紹介されていたのを見て、気になっていた作品。子供向けアニメーションだろうけれど、一見の価値ありの素敵な作品だった。
魚の話、好きだなぁ。紅葉の種が落ちる瞬間、冴えない日々に見えたつまら
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.5

この事件にまつわるさまざまな作品があり、どの作品を見ても胸が苦しくなる。
この事件はあまりにも身近な事件だったが為に、結末を知っていたので避けていた気もするな。

同監督のキャプテンフィリップスもそう
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

私的には、映像で観るよりも、小説として読むのが向いていただろうなぁと思った。
音さんの物語を語るシーンなど、もちろん女優さんの妖艶な素敵な姿だったけれど、文字として想像できたらもっとこの物語に入れたか
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

時間があるって無限大だなぁ。
"4年も一緒にいて知らないこともある"って別れる間際に気が付くのが、何だか良かったな。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.0

最近子供に関する悲しい事件が多く、見つけた今作品。
弱きを守り救い、見守れる社会にしたいなぁ。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.7

ジムジャームッシュ監督未視聴作品を観ました。キルビルに繋がっていると言われる今作品。伝書鳩って、、、汗
サムライとヤクザの古風なやりとり、チョコジェラートが緩和してくれていい感じでした。
この感じでも
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.7

夏の終わりに海辺のポーリーヌ。
愛を求めて、男女のメロドラマ。

紫陽花が咲くお庭での親戚女の子同士の会話や、風の強いリアルな海辺でのバカンス。
窓の大きな寝室。
まさに夏休みであり、一夏の恋感満載。
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

2020年傑作と言われた作品を観賞。
静かに"燃ゆる"愛の物語は、芸術的で品があり、更に哀愁漂う作品でした。
肖像画を通して、見ている側、見られている側が双方にあること。
全編を通して、自然の音を大切
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.4

2008年にインド ムンバイで起きた同時多発テロの1箇所である5つ星ホテルを舞台にした実話物語。
"お客様は神様だ"をモットーに、残れる従業員は一丸となり、危険の最中、避難誘導を続ける。今や過剰サービ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

カメラマン ユージンスミスが高度経済成長期の日本を映す。穏やかな日常と静かな怒り、大きな世論とフォトジャーナリズム。

情報はつながっていても、実際には鎖国状態になっている今だからこそ、日本について知
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

途中で止めてしまっていたものを改めて見直しました。
貧富の格差を"縦"を利用して、映像化した画期的な作品。外に出たいという主人公と、外に出ても同じだと言う同居人。
行われているであろうことは全ては描か
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

こっそり気になっていた作品。
サスペンス要素が強く恐怖をエンタメとして見せるのが、さすがでした。

お勧めしたくなるサスペンス映画でした。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

映画館で観るか迷っていたけれど、長く上映していたのでついに観賞。
前作との人間関係のつながりや、戦闘機等つながりが沢山あり、胸熱作品でした。
ビーチでのアメフトシーン、素敵だなぁ。そして展開の良さが見
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呪詛(2022年製作の映画)

-

近しい文化があるからこそ、より恐怖があったなぁ、、。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

同時期にNHKドラマでも放送されていた"コーダ"に関する作品。
これまで当事者でないと知る機会の少なかった事実が、注目された。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.5

無限の彼方へ!

ザーグとの関係やバズのルーツを知られて、
裏話というよりも、ひとつのSF映画として楽しめました。

星の子(2020年製作の映画)

4.0

不穏さと平穏さとを兼ね備えて、過去への回想も自然に流れていて、すごく観やすい映画でした。
過渡期にある少女が、感じるものを一緒に感じて、徐々に客観的に自分の置かれている立場を認識し始める場面が多数あっ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

ポンジュノ監督、ソンガンボさん主演。
80年代の殺伐した空気感の中で起こる、惨殺な事件。やはりどことなく日本に似たものを感じるなぁ。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.7

エリックロメール監督2作目。
会話が面白く、洋服がおしゃれ、、

考えさせられるような小賢しこさや、少女のような純粋さ、都会的な落ち着き、飽きないなぁ。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

映像の見せ方が現代的で、美しくてワクワクする。フランス映画みたいな色合い。
決着のつかない2人の関係は、監督らしさがあって良い。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

この映画の言わんとすることは分かる気もするし、やり過ぎていて、結局が何の映画か不明なところもある、、。映画はエンタメだが、パフォーマンスとしてのテーマ選びだとしたら残念な印象は否めない。(実際のところ>>続きを読む

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.5

"男の女"のその後、、演者も監督も、同じなのが感慨深いような。音楽も変わらず素敵。
過ぎてしまった30年は埋まらないけれど、大人の恋ここに、という感じでした。

マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.7

ヒット前のジュリアロバーツ!演者全員がとても魅力的で、楽しく軽やかに生きている感じがする!古き良きアメリカも感じる。
内容は軽くなく考えさせられるけど、ハッピーエンドで終わり、豊かな気持ちになる素敵な
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.5

国際女性デーにちなんで放送されていた時に鑑賞。優秀だからこそ、チャンスがあるからこそ、声を上げた女性たちの勇気が現在につながる。
多くの黒人女性が、環境を変えられる術を知らず、受け入れるしかなかったは
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.4

おすすめに出てきていて、あらすじ等なにも見ずに鑑賞。
RENTに通じるものがあり、最後なぜか分かった時は震えました。
ミュージカル要素あり、夢と希望と、悲しみと、過ごす時間はちっぽけでも、遺したものが
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.5

伏線がどんどん繋がり、あっという間に鑑賞。サスペンスもホラー要素もあり、面白い。
途中までアイデンティティの意味が見出せなかったが、分かってからも尚面白かった

ロープ(1948年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

NYのある一部屋のみが舞台の、ヒッチコック監督では珍しい画。
優秀な者には、善悪や正誤の道徳的概念を超越している。これらは凡人のためにある。
この理念を信じて、殺人を犯してしまう男2人。
思想や理念は
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