ピョンちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ピョンちゃん

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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.5

「自分と瓜二つの人間があと二人もいる!」驚愕のドキュメンタリー。

みんなハッピーといかないところに人生を感じた。

ホワイト・ボーイ・リック(2018年製作の映画)

3.5

10代でFBIへの情報提供者になり麻薬ビジネスのトップにまで上り詰めた少年の驚くべき実話。

マシューはあくまで助演です。

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.0

アメージングワンショットヒストリカルミュージアムファンタジー。

劇場で見たかったです。

マルリナの明日/殺人者マルリナ(2017年製作の映画)

3.5

インドネシアを舞台に女性を主人公にした西部劇。

雰囲気が渋くてよいし戦うマルリナかっこよかった。

アンジェラの灰(1999年製作の映画)

3.5

貧困の描写が出色。あんな家には絶対に住みたくない。ソッコウで病気に罹って死にそう。

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.0

これは傑作だと思うんです。ちゃんと怖い。ラストのエレベーターのシーンなんてゾゾゾゾーってなったし。根底に悲しみや痛みがしっかりあるのがいい。水川あさみが出てくるエピローグみたいなのが蛇足なのとエンドロ>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.5

昨今のJホラーは笑いに逃げるか意味不明な展開でごまかすかどちらかのような気がする。

これは高橋洋なんでまた違うけれど笑。

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.5

宇宙の果てで人がおかしくなる映画は大体おもしろい。

トランスアメリカ(2005年製作の映画)

4.0

トランスの父親と息子のロードムービー。

トランスの表象が自然で誠実な感じがした。

アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.5

1930年代のイギリスではエリートは共産主義に傾倒していたことが示されるのでこれもまたオッペンハイマー関連作品と言えるのかな。

パブリックスクールの閉鎖性に息が詰まる。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

ゲイ版『ビフォア・サンライズ』。

アンドリュー・ヘイは今作や『異人たち』のようなパーソナルな作品だけでなく『さざなみ』や『荒野にて』でも人物のリアルな感情表現を紡げるのですごいですね。

異人たち(2023年製作の映画)

4.0

原作から主人公の設定をゲイに変更したことは意味があったと思う。あの時代と現在の対比が浮き彫りになり孤独と心の痛みが強調されることに繋がっていた。感情面で大いに共感でき序盤から既に涙、今年最高の映画体験>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

画家の映画。

主役はゴッホ。

そろそろウィレム・デフォーにオスカーをあげてもいいのではと思う。

ジュゼップ 戦場の画家(2020年製作の映画)

3.5

画家のアニメ。

スペイン内戦時にフランスであんな凄惨な出来事があったなんて知らなかった。

アニメでしか表現できない意義を感じた。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.5

絵画返還大作戦。

個人vs国。ここでも元凶はナチス。

ライアン・レイノルズが真面目な役をやっていると変な感じがする笑。

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.5

絵画隠蔽大作戦。

ユダヤ人vsナチス。

最後の仕掛けは見事でした。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.5

絵画サスペンス。

老画商最後の大勝負。

絵画の取引に情熱を注ぐ人の気持ちが少しわかりました。

レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.5

絵画ドラマチックドキュメンタリー。

レンブラントの絵画をめぐるすったもんだの狂想曲。おっさんたちの鼻息が荒い。こんな世界もあるんだなと冷めた目で見てしまいました。

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.5

絵画ミステリーノンフィクション。

アート界は魑魅魍魎だらけ。真偽の怪しい絵に何百億も費やすなんてどうかしている。「ジュネーブのフリーポートでは美術品を無税で収納できる」という話が出てきてめっちゃTE
>>続きを読む

美しい湖の底(2017年製作の映画)

3.5

時間逆行型にする意味あるのかと最初は思ったけれどちゃんと意味があった。なかなかよくできた作品だと思う。最近は90分未満でスパッと終わってくれるこういう映画にありがたみを感じる。

アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.5

『沈黙のレジスタンス』でユダヤ人をスイスに逃がしたようにこちらはスペインに逃がす話。

ドイツ兵を単純な悪役として描かなかった点は画期的な感じがしました。

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

3.5

『シンドラーのリスト』から『ハイドリヒを撃て!』に変化しつつやっぱりシンドラーだった。パントマイムで敵を欺くような展開があればおもしろかったかも。

リング・ワンダリング(2021年製作の映画)

4.0

ニホンオオカミと大戦の記憶そして現在をナチュラルにリンクさせる手腕に唸った。ラストカット最高。

金の糸(2019年製作の映画)

3.5

ジョージア映画。

旧ソ連とののっぴきならない関係を窺い知ることができた。

プレゼント・パーフェクト(2017年製作の映画)

3.5

タイ×BL×北海道。

続編を見る機会がないまま2年以上経過してしまった。

天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.5

音楽ミステリー。

"ユダヤ人であること"とはどういうことなのか少しわかったような気がした。

よりそう花ゝ(2019年製作の映画)

3.5

社会的弱者や底辺にいる人たちのゆるやかな結びつきを描いた人情ドラマ。ちょっとだけ優しい気持ちになれました。

聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.5

少年院を舞台にした復讐劇。

暴力映画としてこちらが期待するものをきっちり見せてくれるし、虐待やいじめが絡んでとことん殺伐としてるのがいい感じだった。

地獄の更生キャンプ(2023年製作の映画)

3.5

Netflixオリジナルドキュメンタリー。

アメリカ版「戸塚ヨットスクール」案件。今も荒野療法キャンプは存在し多くの子どもが参加しているて意味わからん。医学的な見地からどうにかならないものなのか。

クラック: コカインをめぐる腐敗と陰謀(2021年製作の映画)

3.5

Netflixオリジナルドキュメンタリー。

クラックとコカインの違いに今の今まで気づいていなかったのは不覚。暴かれる闇の深さは『13th』に通じるものがあった。

息子のままで、女子になる(2021年製作の映画)

3.5

トランス女性のドキュメンタリー。

はるな愛と対面して涙する場面がよかった。あの人はやはり違う。

僕らの未来(2011年製作の映画)

3.5

性同一性障害に悩む高校生のお話。

飯塚花笑のデビュー作であり初期衝動のようなものを感じた。

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.5

テーマとしては心をざわつかせてくれる感じで非常によい。あれは思っているだけでは罪になりませんからね。議論を呼びそう。ただあえてやってるんだろうけど冗長な展開はもうちょいどうにかならなかったのか。同じ列>>続きを読む

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.0

ピーター・グリーナウェイの映画の中ではこれが一番好きです。皮肉効かせすぎて皮肉の味しかしない、みたいな。イギリス人が本気出してきた、みたいな。映画史上最も不快な人物(と思われる)アイツの存在とか。何も>>続きを読む

数に溺れて(1988年製作の映画)

3.5

ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴにて。

ゲーム感覚であっさり人が死ぬのって

素敵!

女子供だろうと容赦しないのも

素敵♪

プロスペローの本(1991年製作の映画)

3.5

ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴにて。

一大叙事詩か神話の類いを完璧にビジュアル化するのはすごい。映画史上最も裸の男女が出てくる映画(たぶん)。どっかで見た顔だなと思ったらめっちゃ若い頃
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