Gunaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.0

映像がとにかく見応えがあった。
近すぎるぐらいの接写に、雨の中のギチギチネオン。どこを切り取ってもカッコよかった。

世の中には無数の様式美があって、そこにパズルみたいにモノゴトを当てはめていって満足
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

映画の進行だったり、画がいちいち大好きで純粋に目で楽しめすぎた。映画の要素であるジャンプの条件とかもろもろ、カオスに真面目で世界観好きだ。
表現の幅に魅せられました。

可能性は無限大!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「なんだこれは」
とつい言ってしまうぐらいの消化不良映画だった。
冒頭から中盤にかけてのSF独特の何が起きてるんだ感はとても気持ちよく、後半のアクション?シーンはエヴァ味を感じてコミックス等の実写映画
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

3人の距離感が均等じゃないけど、集まってる。本当にちょっと思い出深い日常が切り取られてる感じがして、親近感というか等身大のストーリーを感じた。

黒のコートがカッコいい。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初はモノクロとの相性とか風景とかと合ってて綺麗に感じた画面が段々と窮屈に、逃げ場のない雰囲気に変わっていって、最後はいい意味で写真のような記録のなにかと思えるようになっていった。

「ステーキが食べ
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千年女優(2001年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ待ってたネトフリ配信

執着か情熱なのか、他人本位か自分本位の違い。変えられない物を変えることに疲れるのよりも、正しく受け入れて進むことが美しいのかなと思った。

カットでのつなぎ方だった
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

色彩と画が良かった。創作意欲湧く系の良い作品。

純粋だから常に美しいは素晴らしい。

途中のグリーンゴブリンがちょっと退屈だった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

劇だったり奥さんの話す物語が現実で起こる事と重なったりしていく流れが小説を読んでるみたいでとても好きな表現だった。
「不幸中の幸い」というセリフがなんか凄い印象に残ってて、主人公もドライバーにも、強引
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

同じ時間、場所でも全く違う思い出ができるんだなと、当たり前なことだけど人間の幅を感じた。

最初の日本人の話がとても良かった。

パターソン(2016年製作の映画)

3.7

悩み事とか迷いは頻繁に日常で起きて対応していかなきゃで、みんなそれをこなしてる。大変だ。
時間が緩やかに過ぎてく映画

何かわからないけど、国語の教科書思い出した。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.7

信じ続けることは大切だけど難しいよなぁと思った。
主要人物数人全員がそれぞれ自分の道に従って行動してるのが良かった。
なんか、アイスクリーム屋の気分。

個人的には音楽が良かった。
鳩が怖い。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.9

こんなに美しい映画だと思ってなかった。

最後のお父さんの話が、本当に僕の好みにドンピシャ。