Gunaさんの映画レビュー・感想・評価

Guna

Guna

白夜行(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

むごい、壮絶なこの話を、このタイムスケールで物語にしているところに驚いた。

他の感想を見る限り、ドラマや小説の方がより厚みがあるみたい。とても気になった。

バービー(2023年製作の映画)

2.7

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冒頭のオマージュで引き込まれたけど、そこからはなかなか入れなかったな。

本当に人形の世界を表現できていて、見ていて楽しかった。

ジェンダーについての問題を、バービーの持つポップさで表現したいところ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.5

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全体を通して題名通り、出来事の背景にある不思議な「魔法」のような偶然がストーリーに話題性を加えている。
実は人生なんて偶然だらけの重なりでしかない。(こんな陳腐な言葉になっていいのだろうか)出来事に対
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

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正直わからなかった

画がとにかく綺麗で、みていて面白いなぁという感想がずっと続いたことが一番驚いた。

それぞれのキャラクターの特徴が目立つストーリーも衝撃的でありながら、童話的なところはとても好き
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

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境遇や環境がその人を形成すると思うけど、実際全てではないのかもしれない。自分の解釈、選択、行動によって変化幅はある。

向き合うことをやめた時自分に何が残るのか、向き合うことの大切さを教えてくれたと勝
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

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演技が上手い、本当に見ていて胸がムカムカする感じだ。

ストーリーにおいても、最初からある怖さに、徐々に変化が加わるような流れで全て見て判断するのが良いと感じる。

「聞く耳も持っていない人に対しては
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処刑人(1999年製作の映画)

3.8

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エンディングのさまざまな人の意見をインタビュー形式で聞いていくのがとても良かった。
一種の作品や行為に対しての社会の反応をそのまま映像にした感じ。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

2.8

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うおぉ、

前作と繋がらない印象があって、ハッピーすぎるイメージが…
でもチョコレート職人の魔術師という部分ではすごく見ていて楽しかった。
こんなにミュージカルだと思わなかったので、勉強不足でした…
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

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画から色味まで結構好き。東京綺麗すぎ。あと音楽のチョイスが最高だ。

映画見ても、結局主人公のことについてほとんど知ることができなかったのが結構印象として残った。それでも感情や行為で推し量ることができ
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.6

想像よりもヒューマンドラマ的な?ストーリーで印象が変わった。
超能力と人間関係の話。

画と色使いが好きだった。最初の方のハンバーガー屋さんの引きの背景のcg感が特に良かった。色味も変な炭酸ジュースの
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正欲(2023年製作の映画)

4.2

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最後の一言に全て持ってかれた印象。いなくならないから。この映画の文脈も含めても、普通に日常としても、とても力強い言葉だった。

「地球に留学しているみたい」というように、世の中的な大きな流れとは違う自
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.6

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スリラー?サスペンス?ジャンルについてはよくわからないけど、とても良かった。特に演技に関しては違和感を覚えるところはなく、ストーリーがスルスル入ってくる、逆にリアルで怖かったほどだ。

「大丈夫なよう
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1

想像以上にまとまってた。原作知らなかったから新しいことだらけで、ずっと楽しめた。

これが純愛系呪術ストーリーですか。

あと、シンジ君すぎた。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

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落ち着いた流れで進み、リアルな状況が映されていて個人的にしっかり観入ることができた。

タイトルからもわかるように序盤から階級をキーワードに、登場人物の精神的や物的な価値観の差が伝わるようなストーリー
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.7

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ずっと観たかったから観られてほんと嬉しい。

冒頭の日常とアイドルの入り混じったシーン含めて、人の表情だったり動きの見せ方がスムーズでいてまとまっていて好き。
幻想なのか現実なのかわからなくなる部分も
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

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テンポ良かったし、人物の見せ方が好きだ。

なんともないような雑談が、本筋の方向すら変えてしまうような力を持ってるような話の気がした。人間関係の距離感なり立場への取り組み方って人によって全く違って、何
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった

上申制度なり、タイムループのメタ視点など、オリジナリティを感じるところがとても良かった。テンポも良くて差し込まれる音楽も合っていて観やすかった。

上申制度なりも含めて、小さな気づきなり
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

自分の不完全さを理解すること

これから先、どんどん立場上急かされるみたいな状況になっていくのかなと思った時に、自分自身を振り返る機会での気持ちの持ちようが大事になると思った。

最後の音楽とマッツの
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(ハル)(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良かった。全体の雰囲気が好みで方向性も好きだった。

通信で連絡を取るのが珍しい時代?背景で通信は話半分に接している人たちに驚いた。落ち着いた青春というイメージ。いわゆるな感情が揺れ動きまくる、ドキド
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「その人が抜けたらヤバいっていう状況を作り出す状況が一番ヤバい」を改めて感じた。

それぞれの人の文脈からの業務への誠実さが見事に違い、とてもリアリティがあったように思えた。同時に、各々の「嫌になる」
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.0

映像がとにかく見応えがあった。
近すぎるぐらいの接写に、雨の中のギチギチネオン。どこを切り取ってもカッコよかった。

世の中には無数の様式美があって、そこにパズルみたいにモノゴトを当てはめていって満足
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