アマプラのレンタル版、映像・音声と字幕がズレてて残念。
映画はフェリーニが好き放題やってて、はちゃめちゃものすごく愉快で楽しい。
スペイン階段のひったくりシーン、階段を広く映してて、立体感があっておもしろいだけど、スリルに欠ける。
マリファナタバコちゃんと伏線回収されてたけど、物語の本筋から離れすぎていていらない気もする。
湘北が勝つってわかってるのに、あれほどドキドキするのはなんでだろうか
演出が雑でチープ。長澤まさみをデカくするのも、ただの監督の個人的な趣味だという感じがした。
水と油が混じり合っていく過程がコミカルなルビッチタッチで描かれてよい。
赤いパンツ一丁で走り回るショーン・コネリーを見てるだけでもうおもしろい。話としてはなかなかついていくのがしんどいけれど、程よいB級感と各シーンがそれぞれ高いクオリティで作り込まれてるからおもしろい。鏡>>続きを読む
華やかな生活ではないし、なかなか思い通りにものごとが進まないんだけど、イヴ・モンタンがとても素直で楽しそうに生きているから、最後に遊園地が繁盛してるのみると、報われた気がして高揚と安堵が入り混じる。
セリフを削ぎ落として、言葉を削れば削るほど映像描写の文学性が強調されていく。文学が根底にあるような映画だと思った。
自らの正義を阻む者に単身で立ち向かうベルモンドシリーズ。カーチェイスよく撮られてる。かっこよすぎ。
先祖の骨発掘と赤ん坊の取り違えのふたつの物語をドッキングさせるアルモドバルの脳の中は意味がわからん
美術面で「アルモドバル的(手のひらに放り出された3色の薬は特に)」な演出が施された空間と、殺風景な撮影所を往復することで、セットをセットとして描き、ただひとりの役者が言葉をまくし立てる語りによってジャ>>続きを読む
喚き散らす監督は鬱陶しいけど、テンポの良い軽快な編集が好き。カチンコバチバチモンタージュのところめちゃくちゃ気持ちよかった。
そっち側のゴダールだとは分かって観たけれど、ちゃんとそっち側のゴダールだったからふーーーん。ヴィアゼムスキーとジャン・ピエール・レオは何をしていても愛らしい。
なかなかなんけなかなんけって言いながら人間の入ったトランクが坂を転がっていくのめちゃくちゃおもしろい。終わり方最高。
主人公、何しても上手く行かなすぎて、なんか愛着が湧いてきた、強く生きようぜ、
生きているだけで儲けもの。カウリスマキは犬と同じくらい人間を愛しているのだと思う。
和装をして羞恥にたじろぐ谷ナオミにこそ官能の美あり。神代辰巳の執着心と役者の熱量がピッタピタに呼応している上モノのロマンポルノ。
マウスピースを何度もはめ直す、自転車で張り合って結局先に頂上に着いてしまう、「負け組にも優しくしておくれ」と赤ん坊に話すなど、細かい演出で人となりを表すテクニックの巧妙さ。
画面ににじみ出る幸福度がと>>続きを読む
ラスト、バーバラ・ローデンの絵画的静止画が『wanda』という映画の全てを物語る。
たばこを片手に、車のボンネットに地図を広げて行先に悩む王家衛。本編の2人と同じだ。
救いようもない胸糞ストーリーに負けず劣らぬ絵の力がある。
たばこを積み上げるのは少しだけ憧れる。
互いの伴侶を登場させないというテクニックを用いることで、浮気をエレガントな恋愛であると思わせるトリック。
最後カンボジア行った理由ほんとにわかんないしまじで要らない。