Kiwiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アリアンの運命の糸/アリアドネの糸(2016年製作の映画)

2.7

う~ん。
美しい映像と音楽、と言いたいところだけれど、けっこう退屈。
いや、空は繊細だし洗濯物通しが腕を組むのはかわいかったけれど。

いちばん引っ掛かったのは、ベランダで洗濯物を干す動作が、どうにも
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トーテム(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

BSSTOにて。
最初の木の倒れ方が変、と思っていたら。
木こりとして有り得ないミスだけど・・・
中盤から終盤は、アイヌ民族の生き方を思い出したり、中島敦の「山月記」を思い出したり、宮崎学の写真集『死
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CHICAS DAY/2人の秘密(2013年製作の映画)

4.1

BSSTOにて。
両親が離婚してて今しか遊べない、とかかと思ってたら違った。
パパはイケメンだけど言ってることが最悪。それでも大好きなパパではあるんだけどね。だからこそ、ややこしい。
あ~、この先も女
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夏とボートと生配信(2021年製作の映画)

3.3

BSSTOにて。
いやいや、大変な姉妹!
現代的っていうかタフっていうか、仲いいのか悪いのか・・・姉妹だなぁ!
ノンストップ13分のコメディ。

スローンはネックフェイスに恋する(2020年製作の映画)

3.9

ホッピーはっぴいしあたーにて。
15分間の書簡小説。
シンプルかつ奇抜、スリリングな作品。
ネックフェイスは実在の人物で、渋谷でも描いたとか。
https://st-style.com/art/196
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海辺のオクトパス(2019年製作の映画)

3.8

BSSTOにて。
主演2人の瑞々しさが光ってる! 
横長画面を駆け抜ける少女の脚がまぶしい。
冒頭から終わりまで、映像センスがとても好き。
海はあまりキレイじゃないけど、豊か。
牧歌的な音楽も悪くない
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ロベルタのリビングルーム(2018年製作の映画)

3.6

ホッピーはっぴぃしあたーにて。
居間を庭にしちゃうという発想がすごい。
光が足りなくて育たないんじゃないかとも思うけど、植物によっては大丈夫なのかな?(胡蝶蘭は光合成しない植物らしい)
ジプシーたちも
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良い時も悪い時も(2017年製作の映画)

2.8

モヤモヤする!すごくモヤモヤする作品。
タネ明かし型で、そのタネが好きじゃなかった。
というか、全編モヤモヤ要素いっぱい。わざとなんだろうけど。
どういうつもりでこういう映画を作ったんだろう?問題提起
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吸い殻の逆襲(2016年製作の映画)

3.5

BSSTOにて。
えらくリアルだったよ。
最後、ポイってされるんだと思ったけど省略?
(そしてクレジットの長さにびっくり。)

おじいさんのボート(2020年製作の映画)

3.3

CHARONって何かと思ったら、「三途の川の渡し守」。
ごきげんなフォークミュージックで軽くみせているけど、終活だったわけ。

設計図起こしてボート作れる人がドアを通過できないことに気づかないの?とか
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天空の下で(2021年製作の映画)

4.1

BSSTOにて。
胸を締め付けるような音楽、淡い色彩。鈍い海の色。
涙か汗か、と思いきや母乳のしずく・・・。
最初から最後まで密度濃く、マルタから目が離せなかった。

アリスが「トイレに行く」と言った
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対峙するふたり(2015年製作の映画)

2.4

BSSTOにて。
対話がこんなにキレイに行くものだろうか…という疑念が頭をよぎり、少しお勉強。監督の説明から拾ったキーワードは修復的対話、修復的正義。
新泉社からハワード・ゼアという人の本『修復的司法
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ニコールの檻(2017年製作の映画)

2.6

観覧車アパート=檻なのかと思ったら、本物の檻が出て来てのけぞった。
彼を入れたいんだろと思ったら自分が入ってるし。
ニコール、最初から危険だったよね。支払えって脇腹つついたりしてるし。手に負えないタイ
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灰色の自分(2016年製作の映画)

3.0

ホッピーはっぴいしあたーにて。
灰色だって色じゃないか、という見方は横に置いて。
いつの間にか失ったものを、与えてくれるLittleな存在。
その途方もないエネルギーを描きたかったんだろうと思った。

レアの大好きなこと(2015年製作の映画)

3.2

BSSTOにて。
切ないなー!

イタリア(ヨーロッパ全般?)では、管理人がいてチップを払うトイレが一般的らしい。日本の首都圏でも一時エキナカのトイレでそういう方式にしたことがあったけど、誰もチップを
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バスタブ(2015年製作の映画)

3.6

ホッピーはっぴぃしあたーにて。
3兄弟が母親の60歳を祝って、昔の写真通りのポーズで写真を撮ろうとするが…。
まぁリアルなこと!
いい大人になれば互いに体面や意地もある。
険悪になって終わっちゃうのか
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スティック(2019年製作の映画)

3.3

BSSTOにて。
お父さん、それはダメでしょう・・・。
当然そういう目で見られるでしょう・・・。
娘の気持ちをちゃんと理解して、あと、夫婦なかよくね!

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

遅ればせながら人に誘われて映画館で観た。配信でなく映画館で観たのは何年ぶりか。クライマックスで涙を流す観客の気配が、新鮮だった。

これは演劇が好きか嫌いか、村上春樹が受入れられるかダメか、によって評
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僕の本当のパパ(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

BSSTOにて。
・・・そうか・・・
変わったこどもの妄想?と思いきや。
本当のパパは、アルコール依存症でDV男になっちゃうんだね・・・
それで親戚のおじさんとかに引き取られて心を癒す途中、ってわけか
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夏の断食(2020年製作の映画)

3.7

BSSTOにて。
レトロな感じの映像と音楽、素朴で自然体の少年たち。
ムスリムの少年カデールは真剣にラマダンの月を過ごそうとするが、「彼に付き合う」と言う親友ルディに振り回されて・・・。

ラマダン、
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ある村で(2019年製作の映画)

2.7

冒頭に「ある出来事に着想を得て」とあり、ラストに「(生きようと?)試みた男性たちと、VASTE-ROOSAで生き抜いてきた男性的な女性たちのために」とある。

エストニアはたびたび戦火に見舞われており
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アガタ(2016年製作の映画)

3.0

風変わりなコメディ。いろいろ微妙だけど、音楽とイタリア語の響きがマッチしていると思った。

主人公のアガタ、自立してる職業人って感じで好感度大。
だけど、子を持つことに憧れを抱き続けていたんだね。
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糸とアーモンド(2019年製作の映画)

3.1

ホッピーはっぴーしあたーにて。
なんだかステキなことが始まるのかな、ドキドキ・・・で、あのラスト!
いや、苦笑してたけど、彼女、かわいそう~。いい娘なのに。
むしろその話をネタに接近してほしかった。

二人のオーディション(2017年製作の映画)

4.1

BSSTOにて。
恋人同士、でもライバル。彼女は彼に優越感を持っていて、オーディションの結果がどうであれ関係は変わらないと約束させるが・・・。

バレエ映画のような業界物の側面と、二人の関係の変化とい
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管理人(2020年製作の映画)

3.1

BSSTOにて。
静かな音楽で語られる事実に基づく作品。緊迫感もあった。

文化財の最大の敵は、戦争。
今のウクライナでも、美術品や本など物理的な文化財のほかデジタルの文化財(データ)も避難の活動がお
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子羊の法則(2016年製作の映画)

1.5

ストレスが増す作品。年度初めに観たくなかった!

向かいの窓(2019年製作の映画)

4.1

BSSTOにて。
ううむ。どこで「転』が来るかと大分長く待ったけど、待っただけあった。
見えている、わかっていると思い込んでいたことが事実とは限らない。
見えていることの意味ががらりと変わる、鮮やかな
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ロレーヌは歌えない(2016年製作の映画)

2.7

ミュージカルって急に歌い出すのが変じゃない?と思う人は結構多い。
そこに目をつけたのはおもしろい。
ただ、長すぎる。重すぎる。
歌えない主人公がつらそうで・・・。
イケメン彼氏がいい人だから、なおさら
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マルグリット(2017年製作の映画)

4.0

訪問看護師が毎日ケアしてくれるなんて、ありがたいなぁ。
でも彼女が帰ってしまうと寂しい。
昔は自分もあんな風に若くて生き生きしていたのに。
ただ、秘密にしていた想いはあったのだけれど。
もう少しだけ側
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種子(2016年製作の映画)

4.6

BSSTOにて。
どのカットも見事!いつ止めてもスチールになる美しさ。
監督は写真家なのではないかと思うほど。
音楽も役者さんたちも良い。
ストーリーは普通だし、まぁ、かなり「出来過ぎ」なのだけれど。
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ビンぞこメガネ(2010年製作の映画)

4.6

ホッピーはっぴーしあたーにて。
弱視の少年アルノーが生きていた世界のなんと豊かなことか。
しかしそれは「普通の」人には決して理解されない、孤独で、時には危険な世界でもある。
ああそれでも、アルノーはユ
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老人と情景(2020年製作の映画)

4.2

BSSTOにて。
映像が素晴らしい。
音楽も、役者も、脚本も素晴らしい。
つまり全体が素晴らしい!
(ただし独特のテイストなので好き嫌いは分かれるかも。)

死の恐怖にさいなまれるじいちゃん、「好き」
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カマリ(2019年製作の映画)

2.7

どこの国?って思いながら観た。
カマリちゃんはとても魅力的。ファッションも行動も。
だけど、作品全体としてはピリッとしない印象。母親が子どもを預けてまで巡礼の旅をする理由がよくわからない。ふわっとして
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ビーボーイとフラワーガールの愛(2015年製作の映画)

3.1

色づかいが可愛くて、ファンタジー感いっぱい。
折り紙好きなのでワクワク感も。映像、凝ってる~。
せっかく相思相愛になれたのに、その後が苦い展開。
幸せなところで終わらせたほうが良かった気もするけど、苦
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箱舟(2020年製作の映画)

2.5

セリフなし。
ひたすら静かに淡々と、不穏でシュールな映像が続く。寄り目が嫌。
途中で、あ、そういうことかと思うけれど、そのまま淡々と続き、淡々と終わった。
・・・それで!? ・・・だから何!?

BS
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