MCらんたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ブルービートル(2023年製作の映画)

4.0

午後のロードショー界隈などで有名なミームで「60点満点中60点」という言葉があり、この前の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の映画なんかは「80点満点の80点」みたいに言われていたが、「ブルービートル」はそ>>続きを読む

ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

4.0

80年代のフェルト10分アニメを毎回劇場に仕立て上げるシリーズ第4弾。今回はとりわけ劇範も主題歌もハマってて本当に壮大な映画スケールに感じてシリーズの中でもかなり満足度が高かった。(主題歌は「~彗星」>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.0

ヒロアカ映画第2段見た。ヒロアカは主人公らA組が学生なので、バトルのパワーアップと社会化されていく過程が同期していて、話が進むにつれて大人との関わりが切り離せなくなっていくのだけれど、そこを「隔離され>>続きを読む

次元大介(2023年製作の映画)

1.0

次元大介の単独作"と聞いたときになんとなく最初に連想されるハードボイルド路線じゃなくて、普通にテレスぺルパンくらいのリアリティ&温度感を実写でやってるのでかなり厳しい。それならルパン三世も居た方が良い>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.0

海外ロケなどで多少スケールアップしてるけど、やっぱりルックが完全にテレビドラマの範囲で、うーんやっぱり「2023年末の特番は2時間1本で「ルーヴルへ行く」です!」の方が絶対に皆幸せだったと思うなぁ。と>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

3.0

ずっと信仰とその葛藤の話をしてる。宇宙人やUFOのモチーフが啓示や黙示録とそのままシームレスに結びつくのがかなりオカルト界隈的で、そのあたり分かる人には共通の感覚的な繋がりがあるのかしら。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

ゾンビってどうしてもゾンビになると"理性の無い肉を喰う獣"になってしまう単調さに対して、"ウィルスで脳の一部が破壊されて理性と知性を保ったまま暴走する"は凄いナイスな捻りだと思ったんだけど、せっかく面>>続きを読む

劇場版 ポールプリンセス!!(2023年製作の映画)

4.0

"エロい"と"美しい"の間に単語が無いのがもどかしい。どっちでも足りない。描かれた身体の美しさ、みたいなボヤけた言い方じゃなくて。(ウソ。とくにWEB版の背中の曲線がエロ過ぎてずっと心拍数高かった。)>>続きを読む

パラドクス(2014年製作の映画)

3.0

the back roomsを先取りしたような異常シュチエーションスリラー。怪奇のギミックの理屈と、登場人物の物語と、噺のオチ的なテーマがピッタリ合致してるのが良かった。

なんか今時の物語創作論って
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

最近のディズニーとピクサーが評判悪いの、単にプロダクションデザインとキャラのシルエットとキメ画のときのカットがイマイチなだけだと思ってるんだけど、久しぶりにピクサー作品で世界観が面白いと思えた。でも擬>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

シックホラー風味のアクションアドベンチャー、それこそパイレーツ1作目の頃のようなゼロ年代ハリウッドを思い出すノリで結構楽しかったけど、いかにも配信映画規模っぽい小さくまとめたところも強くて、どうしても>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.0

プロットはシンプルなサスペンスだけど結構良かった。モニター画面だけ系ホラー/サスペンスは過去にも何本かあったけど、ついに時代が追い付いたと思う。宣伝文句のデジタルネイティブ世代もあるけど、単純にここ数>>続きを読む

時の支配者(1982年製作の映画)

4.0

ジャン・ジローのデザイン・タッチがそのまま動くようなしかも宇宙SFの世界観デザインで見れるのでそれだけでかなり満足度は高いんだけど、さすがに物語も映像もずっと平板で、おおよそ一般的な物語構造をしてない>>続きを読む

火の鳥(1978年製作の映画)

3.0

黎明編のほぼ忠実な映像化、絶対に近年の映像化だと省かれる手塚治虫の漫画のヘンなノリまでそっくりそのままやってるのでマジでヘンだけど、その分見終わったときの印象が「手塚治虫の漫画読んだ」読後感とマジで同>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.0

とても手堅い。スプラッタホラーで手堅いも変な話だけど。「死霊のはらわた」はスプラッタなのに死霊側ではなくて、アッシュという人間のキャラが良くも悪くも立ちまくってしまったシリーズで、今回は今までの「死霊>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.0

"子供がおっさんヒーローになる"基本部分がもう本当に自分にはまったく惹かれる設定じゃなくて前作も評判ほどはぜんぜん好きじゃないんだけど、
今回もやっぱりほとんど同じノリ。というか一部は前作とまとめて撮
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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

2.0

異世界要素、なぜか積極攻略を始める主人公、突然助っ人に現れる鎧武など、「きさらぎ駅」「リゾートバイト」に繋がる胡乱ホラーな要素が顔を見せる一方で、"誰も語ることができないのが怖い"みたいな元がギミック>>続きを読む

GAME KING 高橋名人VS毛利名人激突!大決戦(1986年製作の映画)

3.0

スイカを割るVTRが有名なのでてっきりオモシロドキュメンタリー仕立てなのかと思ったら、そこは導入だけで後はひたすら「スターソルジャー」のゲーム画面を映しつづけるストイックな映像作品だった。
高橋名人も
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

5.0

NETFLIXで初見だったけどかなり良かった。「イエローサブマリン」みたいなミュージックビデオのパートが良いのは勿論だけど、初期2~3年目のちびまる子ちゃんのタッチで描かれる静岡の街の様子もポップだけ>>続きを読む

キン肉マンII世 マッスル人参争奪!超人大戦争(2002年製作の映画)

2.0

リングファイトが始まるまで長い。正直これなら20分の短編で良かったんじゃないの?と思ってしまうが、とりあえず潜入、強奪、追いかけっこまでがベタのワンセットだったthe90年代キッズアニメという感じで、>>続きを読む

ザ・ビーチ(2020年製作の映画)

2.0

人体寄生系ホラーとしてはちょっとした嫌感攻めで派手な人体破壊などは無いのでやや地味めだけど、途中でテレビやラジオ放送が緊急放送になってアナログホラーっぽくなるところは良かった。でもどうせならそこもアナ>>続きを読む

ハードウェア(1990年製作の映画)

4.0

機械モンスターと、鉄が喰いこみ刃物で切断される機械トラップ系人体破壊、赤い色彩のポストアポカリプス世界と、ジャンルの組み合わせが上手くて唯一無二な感じ。やっぱり手に入るならブルーレイで欲しかったな・・>>続きを読む

地獄の警備員(1992年製作の映画)

4.0

日本で珍しい(?)巨漢の殺人鬼ホラー。刃物でなくひたすら殴打系で殺す。サイコホラーブーム前の作品なのもあって「俺を知るには勇気がいるぞ」はちょっと時代的というか、肩透かしに感じたけど、むしろ迷宮ダンジ>>続きを読む