MCらんたさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.0

話数が進む毎にどんどんソリッドになって行ってる気がする。すごい戦車シュミレーションの方に近付いて行ってる。
あまりに山場続きで、もうちょっと緩急の緩にあたるキャラクターのパートがないとややエモーション
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冒険者カミカゼ(1981年製作の映画)

4.0

70年代当時の軍艦島がたっぷり映ると聞いたので見た。確かにほぼアラン・ドロンの「冒険者たち」。でも千葉真一/真田広之のムチャクチャ動ける男2人の存在が全面に出ててわりと別物にちゃんと見える。裏家業の中>>続きを読む

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.0

UFOオカルト宇宙人系雑誌の編集部~の題材から期待してたコメディタッチから切実なドラマになっていくストーリーも面白かったけど、ドキュメンタリータッチの映像の合致具合が凄く良かった。と言うか、その手があ>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.0

原作で果たせなかった"デクとオールマイトが協力して戦う"シュチエーションの為に作られたみたいな映画で、アニオリ回の素直な良さがある。原作通りやるだけが原作愛じゃないぞ

しかし序盤で、博士の個性は実用
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スパイキッズ:アルマゲドン(2023年製作の映画)

2.0

相変わらず「3」以降のスパイものとバーチャルゲームの融合みたいな路線なんだけど、どうにも面白いジャンルミックスとは思えない。

エリミネーターズ(1986年製作の映画)

4.0

これは楽しかった!。サイボーグ主人公の復讐譚B級SFから連想される・・・ドロっと言うかジトッと言うか、湿度の高い感じがあんま無くて、さわやかな鑑賞後感。ようするに川下りという全体ストーリーのコンセプト>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

1.0

前作からコテコテのハリウッドホームコメディの中にソニックが入るノリがぜんぜん好きじゃなかったんだけど、今回もほぼ同じ。主人公の中年カップルが居て、そこに対してソニックが"息子"という見立てがもう本当に>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.5

どうもアメコミ映画やモンスターバースがなかなか見せてくれない、"ハリウッド映画の中のデケェ広いニューヨーク"が見れたのが一番良かった。いわゆる実家に帰って来た感じ。
ウータン・クラン流しながらパワーレ
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ザ・フォッグ(2005年製作の映画)

2.0

リメイクの方を見た。元の時点でアイコン的な怪物が出て来るわけじゃないので、小ぎれいなホラーファンタジーっぽくまとまってしまってて凄いあっさりしてる。でも原作の設定だけを見れば、リメイクで同じことしても>>続きを読む

少年と犬(1975年製作の映画)

4.0

いわゆるマッドマックス世界。相棒のテレパシー犬がかわいい。主人公の犬だけがしゃべるのでなく、「核戦争で世界は終わった。そこで犬たちがしゃべりだした。」という感じで(画面には出て来ないが)主人と犬のペア>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

4.0

はじめて頭からちゃんと見た。いわゆる「ソイレントグリーンは人間だった」はそこが主題ではなくて、困窮した未来の人間の尊厳の無さ人権の無さをひとつひとつ描いた上で最後にダメ押しで乗っかって来るので重い。安>>続きを読む

In The Aftermath(原題)(1988年製作の映画)

2.0

凡庸な核汚染後のポストアポカリプスSFに、押井守「天使のたまご」のシークエンスが異世界の風景として挿入される完全に珍妙な作品でしかない代物。「天使のたまご」パートはBGMもSEも変更され大量のナレーシ>>続きを読む

時空の旅人(1986年製作の映画)

3.0

話のスケールは意外に小さいんだけど、それでも角川アニメの大作っぽいスペシャル感があって楽しかった。なんか贅沢な感じがするんだよね、80年代角川アニメ・・・
まぁそれにしても話は未来から来たジロ少年に完
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彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

2.0

コリン・トレボロウの長編デビュー作。邦題からなんとなくエドガー・ライト系の脚本ギミックに凝りまくったSFコメディを期待したらぜんぜん違った。邦題で勝手にジャンルを予想して勝手に裏切られるのはこっちが悪>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

やっぱりとにかく高い密度の映像に見知ったデザインと音が配置されまくってると気持ち良いっていうか、ミニチュアを眺めてるみたいな安心感がある。
話はこれ、いくらなんでももうふた捻りくらいあるだろうと思った
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.0

ここ数年のクレヨンしんちゃんの劇場版では一番良かった・・・

お涙頂戴な"クレヨンしんちゃん映画"のイメージに沿った、露骨で臭い展開になりそうな寸前で抑制が取れてる。とくに今年の劇場版の噂をあれころ聞
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ティーン・ウルフ(1985年製作の映画)

3.0

主人公が人狼の一族だった!と判明してからも明るいことしか発生しない景気良い80年代アメリカ高校陽キャドラマで癒されるんだけど、主人公のマイケル・J・フォックスが変身する人狼のクオリティがなんか妙に低く>>続きを読む

コクーン2 遥かなる地球(1988年製作の映画)

3.0

新しいSFネタがとくにないので本当に単なる後日談だし、前作で倫理をぶっちぎって不死の星へ行った爺さん婆さんが反省するの、間違ったことをそのまま描き切った以上、反省しないで欲しかった。

空軍力の勝利(1943年製作の映画)

3.0

戦時中のディズニーが作ったプロバガンダ映画。日本ではパブリックドメインのワンコインDVDになっているモノクロ版が買えるので見た。

前半の航空史は楽しくて、40~50年代ディズニーにあるちょっとドキュ
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BRICK ブリック/消された暗号 BRICK ブリック(2005年製作の映画)

4.0

ライアン・ジョンソンの長編デビュー作、と思うより十把一絡げに量産されるB級サスペンスの中からこれが出て来たら確かに頭一つ抜けるわ。今ならNETFLIXスルーの中予算長編オリジナルサスペンス見て超アタリ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

何もかも丁度よく、テンポ良くてアクションも気持ちよくて完璧!と言うにはやっぱりちょっと長げぇ。でも撮影先行でシークエンスを切り貼りした段取り繋ぎっぽさと、スパイものの段取り進行が完璧に合致してて良いラ>>続きを読む

ショック・トリートメント(1981年製作の映画)

3.0

そんなのあったんだシリーズ「ロッキー・ホラー・ショー」の続編、しかもフランク・フルターが出て来ない。今の映画だったら絶対に逆(フルター単独作の前日譚とかになりそう)
楽曲とか巨大美術とかは相変わらず凄
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赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道(2010年製作の映画)

4.0

高畑勲映画で唯一見てなかったので見た。総集編でもなく、頭から6話分をほぼ繋いだけ。小説1冊どころかアンが男の子と間違われて貰われて来てからおばあさんを懐柔して居座ることに成功するまでで映画1本。それで>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

今までの全部足して割った感じ
みんな与太で宮崎駿が出て来て2時間の説教がはじまるとか言ってたから、全員でラスボス戦に挑むつもりで討ち入ったら、なんか銭婆が普通に優しいお婆ちゃんで丁寧にお土産くれて帰さ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

独特なタッチと映像はとは言えもう前回があったしなぁと思ってちょっと自分の中で優先度が下がってたんだけど、今回も圧倒された。よかった映画館で上映終了前に見ておいて・・・
ヒーローのオリジンってかったるく
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

steamセール980円で売ってそうなUEで作りましたって感じのホラーアドベンチャーゲームそのまま映画に持って来たような感じの丁度良さ。2chスレ元ネタのゲームとかいかにもありそうだし。あと90分以下>>続きを読む

マック(1988年製作の映画)

4.0

ETのパチモン!!ぜんぜん可愛くない!しかも子供だけならまだキモカワの範疇っぽいのに親子3人で乗り込んでくる!。でももう、今の時代から見たらぜんぜん可愛くないETのパチモン映画ってだけで大分面白い感じ>>続きを読む