Monicaさんの映画レビュー・感想・評価

Monica

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.4

余白のバランスと音楽が良い。
ひとりで淡々と生きている時より、近しい人と触れ合って孤独が深まった時の方がかなしい感覚とか
うまくいかないことも、他人にかき乱されることも含めてperfect なんだと思
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

音楽がすごくよかった
頭の中に鳴り響いてうるさいんだけど心地良い感情みたいな音楽
アンの英語の発音が可愛かった
子役の子の演技が可愛いし、発言が妙に哲学的で謎にスピっててよかった笑
ホームビデオを見て
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.1

アリスがめっちゃ可愛い。
一瞬も退屈しなかった
旅の途中でイライラしちゃって強く当たるけどそのあと秒で反省して優しくお話聞かせてあげたりするかんじが微笑ましくてよかった
白黒のカメラを持って旅に出たら
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四月物語(1998年製作の映画)

2.9

私が苦手な春の空気感が詰まってた、直視できないけど浸ってしまう感じ
新学期とかの概念がうすいから、社会人になって良かったと思うけど、やっぱり春の独特のぎこちなさとか暖かさとか寒さとか、突拍子のなさとか
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危険なプロット(2012年製作の映画)

2.8

ただの熟女好きショタの話かと思ったら最後の怒涛の展開に笑った
ひたすらシュールなサスペンス

伏 鉄砲娘の捕物帳(2012年製作の映画)

3.0

めっちゃ懐かしい、中学の時に観て、私がCharaファンになったきっかけであり、あやうくマモ厨に片足を突っ込みかけた作品^_^
原作の方がストーリーとしては好きなんだけど、映画としてまとめるには仕方なか
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

小学生の頃の一番の愛読書といっても過言ではない若草物語
読んでいた当時に頭に思い浮かべてた情景が本当にそのままでとても感動した。小学生の自分の想像力はけっこういい線いってたんだなと思った笑 当時のいろ
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

2.7

気持ち悪いカメラワークが良かった。キモい男たちの描き方が容赦なくて面白かった。わたしが生まれた年の映画なのに、渋谷駅の改修工事のプレハブのところの色味が今と変わってなくてびっくりした。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

安っぽいカメラワークと古臭い演技は、わざとなのか…?多分わざとなんだろうけど私には馴染まなかったです。親世代が好きそうな演技(監督の年代的に、親世代なのか…)。
前半が特に長く感じた。
銀座破壊のシー
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

2.6

ビリーのお父さんやお兄ちゃんの最初の態度が嫌すぎて感情移入してイラついてしまったせいで、お父さんがビリーを見直してバレエをやらせようという気になったシーンでも、バレエの本質に感動したとか、ジェンダーの>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

-

このタイミングで、3.11の、そして全ての救われなかった人たちを丁寧に掬い取ってくれる作品を作ってくれてありがとうございます、という気持ち
別にトラウマとか意識してなかったけど震災のシーンは直視できず
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.1

メリル・ストリープ目当てで見たけどネコチャンの好演可愛かった。
人間関係がうまくいくときといかないときが淡々と存在していて、その描写もリアルなんだけど全然冷めてなくてよかった。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

いいなぁと思う台詞や、共感してしまいそうになる家族の息苦しさがあってところどころ涙が出た。悪い人なんてどこにもいないんだなぁ私もまっすぐ生きようと思えた

バービー(2023年製作の映画)

2.9

ケンの絶妙なウザさがよかった笑
グロリアが、「女として生きることの辛さ」を語るシーンは言葉が切実でとてもよかった。私も含め、隣の席でみてた女性も、劇場内で何人か泣いてたと思う。やっぱり女というだけでや
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

2.9

学生の頃に映画館で観て、いま2回目の視聴
ポーランドが舞台だけどアメリカ制作の映画なのね、どうりで作品全体を覆うポジティブな雰囲気…笑
子役可愛いしストーリーも完成され(すぎ)てて楽しめるんだけど、戦
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大きな満員の映画館でこの作品を観ることができて本当に良かった。
ごく個人的な映画だと感じた。観る人それぞれのトラウマとか人生とか大切なものに訴えかけて、各人をそれぞれのやり方で癒してくれるような。
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.2

大学の時になんとなく観て、話覚えてなかったからもう一回観てみた
冬にみたほうが良かったかも
イギリス英語が本当に可愛い。大学生のころは、元気もらえるなーくらいでなんとも思わなかったのに、今見たらじーん
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.7

アンナカリーナがつけてた白くておっきいシュシュ欲しい

苦い涙(2022年製作の映画)

3.4

久しぶりに映画館で声出して笑った。
なんか愛とか人間関係の真理をついてる台詞多数だし、ピーターはシンプルに可哀想なんだけど笑える
カットがいちいち絵画みたいでよかった。色合いとかベッドの上のポーズとか

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.9

ジャンポールベルモンドの、粗野かつナイーブで、少年みたいなのにエロくて、健気なのに不幸そうな感じが好き
女の子のアメリカ訛りのフランス語可愛すぎる。何気ないやりとりと、最後のシーンが好き。ジャズと、ハ
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

2.9

所帯じみててもやっぱりレアセドゥはレアセドゥ様でした…
オランジュリー美術館に日本人観光客が溢れてるのが妙にリアル笑
何が正しいとか、こういう行いや考えがあったからこういう帰結になった みたいなことが
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.9

ジェームズディーンのPV的な感じではあるんだけど内容の満足度もクオリティも最高だった、アメリカの力を感じた
ジュディのお父さん、めちゃくちゃ厳格な感じなのにパジャマをおなかにインしてるの可愛かった

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

少なくとも夜寝る前に観るやつではなかった
原作大好きなんだけど、原作を読んでた時に頭の中で想像していた映像そのままって感じですごかった。冒頭から本当に世界観に没入できる。クロフォード先生だけ少しイメー
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劇場短編マクロスF 時の迷宮(2021年製作の映画)

3.6

ランカちゃんの髪の毛ネギみたい
なんかアルト不在なのに彼の魅力がよくわかった(もう帰ってこなくていいよ)

終電車(1980年製作の映画)

3.5

カトリーヌドヌーヴのPV。
ナチ占領下の話なのにコメディタッチなところもあって見やすい。映画の中の演劇が真実を語る入れ子構造もこの時代らしくて好き
ストーリーは特に、、という感じ(普通に面白かったけど
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野性の少年(1969年製作の映画)

3.6

何故だか知らないけど大学の教授がすごい熱烈におすすめしてて、4年越しにやっと鑑賞
18世紀の人権意識なんてこんなもんか…と思うと同時に、博士のやさしさがまっすぐで、教育の視点からも興味深く見れた。異質
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.3

愛によって調和が乱されるのも、調和のある生活の一部 っていうのが良かった
自分探しと愛のバランスね〜
離婚調停のシーンとか耳が痛かったし、病んで瞑想とかスピに走るのって女あるあるなんかなと思ってちょっ
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

-

なんか途中で眠くなってしまった
めっちゃ淡白なカメラワークと、光の加減が好みだった。眠くない時にもう一回観ます…

劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後の15分ぶち上げて落とされる感じ呆然としたけど、かなり劇的でスッキリした終わり方でよかった
報われないし救われないんだけど、だから赦される って類の物語とかキャラとかあるよね。アルトくん仮にも主人
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで見たゴダール作品で1番好きかも!
構図も台詞も完璧
カフェの鏡に映るアンナカリーナはマネの絵画みたい
小説を読んでるみたいな言い回しも本当に良かった。特にje suis responsable
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そばかす(2022年製作の映画)

2.0

もっとリアリズム的映画かなと思って観に行ったけど、けっこう説教くさく感じたし退屈なシーン多々あり
そばた家の人間、父とかすみちゃん以外精神年齢低すぎて草、でもまあこんなもんなのか…人間… 知識不足だっ
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

休みの日の朝に寝惚けながらコーヒー淹れてのんびり観るのにぴったりだった
最近禁煙がんばってるのに、ジャームッシュの映画みてるとうずうずしてしまう…
皮肉たっぷりで理不尽で何の意味もない会話の応酬が面白
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.0

主人公の英語の発音が妙にかわいく聞こえた。
over the rainbow聞いてこんなに不穏な気持ちになったのは初めて。
人間の、決して褒められたものではない生き様が、否定も肯定もせずにそのまま描か
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