華さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

華

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

終始笑いっぱなしでした(笑)
皆さんの演技が臭すぎるからか
何を言っても、わめいても
胡散臭く見えてしまう……。

空気感が独特で
真面目なシーンなんだろうけど
それも茶番劇に
見えちゃったんだよなあ
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「あぁ 家族って」と思う作品。

親の実家へ共に帰省すると
微妙な気まずさ、ありますよね。
この映画は「親」と「子」の目線から
描かれている。

「あぁ あるある」
「あぁ ありそう」

そんな日常が
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コミカルで、素直に楽しめる作品。

突っ込みどころは多いものの
突っ込んだら負け…そんな気がする(笑)
そんな矛盾や理不尽をひっくるめて
楽しむ映画なのかと。

帝一は最後の最後で改心といいますか
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

内容もないし、演技も下手だし
「面白くなかったなあ」というのが
正直なところ。
説明臭いところもマイナス。

九太(青年期)の声は染谷さんのよう
ですが、棒読みが気になった。
思春期の難しい年頃、親へ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

重い…。暗い…。
けど良い。
私は重くて暗いの大好きです。

クライマックスで
絞首刑のシーンが来たとき
「あ、これは私向きのやつだ」
と思いました。

なぜなら
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も
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レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.5

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謎の映画でした。

伝えたいことが
わかるような
わからないような
そんなもどかしさがあります。

冒頭、男が流れ着いた島に
生き物の亡骸が打ち上げられている
描写が繰り返された。

そこから、あの島
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.8

"ほっこり"と少しの"切なさ"を
感じたいときに。

あんなおじいさんが近所にいたら
楽しくないわけがない!
視野が広がること間違いなし。

作品の雰囲気としては
初めこそ、明るくポップで笑いを
誘う
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

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観賞後の喪失感。

ゼヴは何を得たのか。
そして友人マックスは
どういった想いで彼を送り出し
また報告を聞いていたのか。

ただ手紙に従い、行動するゼヴに
償いの意思があったとは考えられない。
真実を
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

4.0

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好きです、この映画。
本当に独特な雰囲気なのですが
癖になります。

突然現れた奇妙な男。
言葉を発することは殆どない。

そんな彼を住まわせていくうちに
情が移るフレッド。
この2人の微妙な変化を見
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こころに剣士を(2015年製作の映画)

4.0

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意外にも良作。

私は映画を観るとき、その始まり方で、自分が好きな映画か否か、そして観続けるかどうかを瞬時に判断しているように思う。
その点でこの映画は、「観てみたい。好きなトーンだ」と感じるオープニ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

飛行機にて3作品目!

訳もわからないのですが、なぜか涙腺が弛むことがありました。
帰国便だったこともあり、疲れが出てたのかな。

映画の雰囲気は、「静」…でしょうか。アクションシーンは勿論あるんです
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.5

飛行機にて2作品目!

ローランドの声が良かった。
この一点に限りますね(笑)

内容はう~ん、微妙?
英語で観てたんで、全部を理解できたとは思っていませんが、設定をうまく使いきれていないような気がし
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.3

初海外旅行、飛行機で観た1作品目!

個人的には期待はずれでしたね…。
ピエロが出てくる話だとは知らなかったので、冒頭すぐに登場した瞬間、「ああ、やっちゃったやつだな」と思いました(笑)

あの気味悪
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

3.8

予想に反して良作。

でも正直、内容の下品さに眉をひそめる機会が多かったのも事実です。
序盤で消そうかと思いましたから。
下ネタやらFワードやらが飛び交います。

けれども、なんとなーく面白そうな予感
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愛の監獄(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

途中まで鑑賞したものの、断念。

これからの関係を匂わせる前半の雰囲気を継続して欲しかった…。

2人の波長が合った途端、一挙に濡れ場だらけになり、観てられない(-_-;)
人の喘ぎ声とか、苦手過ぎる
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白い!
デリケートな話題を扱っているだけあって、花婿たちと父親のやり取りにはハラハラもしたけど、ニヤニヤもした(* ̄∇ ̄*)

色々ツボだったのですが、特にシャルル母が自分の夫に向ける冷たい眼差しが
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

2.5

すみません、流し見しました。
印象としては、前作の方が面白かったかなあ。

藩主が存在していた時代、内藤様のような良い藩主は一体どれだけいたのでしょうか。
同じ百姓生活でも、藩主によって、生活の様相は
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.5

原作よりも楽しく観られました。
爆笑ってほどではないですが「プッ」とできます。

イエスとブッダの物腰が大層柔らかなので、
おネエに見えないこともない。
同性愛を元来よしとしなかったキリスト教を思うと
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パディントン(2014年製作の映画)

2.8

やっぱりパディントン、合わないなあ~。以前本を読んだ際も終始イライラしてたのですが、映画も似たような感じでした…。

パディントンが可愛いと思えないのが、全ての終わりですね。ビジュアル的にもキャラクタ
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

動物が動物でないかのように扱われ、処理されていく様が印象的だった。

吸引機で吸われていくヒナや、コンテナに詰められていくブロイラー。
まるで作物を収穫しているような感覚に陥る。これは、動物と作物両方
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

2.3

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あんまり響くものはなかったかなあ。メインキャラと言える、声が出せない少女・順に共感できなかったのがでかい。

喋れないというわりには、そこそこ話すし、普段おどおどしているわりに、図太い。矛盾。というか
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カラーパープル(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

根深い。
黒人差別は、白人だけでなく黒人の中でも為される。黒人のコミュニティ自体に根が張っている。

本作は、授業で"The Bluest Eye"を読んだ際に、紹介された映画だった。
父親の子を身籠
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

納棺師。

そんなに忌み嫌うような職業だろうか。死を扱うから、といった理由だけで「もっとまともな職につけ」「辞めて」と言う旧友と妻に、私は違和感を覚えた。
仏様と通ずるという意味では、坊様となんら代わ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まあ、人生って色々ありますよね。

「お前のせいで俺の人生はどん底だった」

と、カールは批評家に言う。
でも元を質せば、店で暴言を吐きまくったあんたがいけないんだろ(-_-;)
人のせいにしがちな部
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観たのは何年ぶりだろう。
なんか感動した覚えがあるということだけだった。
ロビン・ウィリアムズ主演だなんて、当時は全く知らなかった。

とにかく月日が流れるのが速い。
変わらぬロボットと、変わりゆく人
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.0

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金曜ロードショーの「特別版」で視聴。だいぶ内容がカットされたらしい。

前作と比べ、推理の質が落ちた。推理ものを推理せずに観る/読む私でも予想できてしまう真キラの正体。
『デスノート』と言えば「頭脳戦
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『シン・ゴジラ』…観てしまいました。「すごい話題になってたけど、絶対に途中で消しちゃうなあ」と思ってたのに(^-^;

いわゆるゴジラものを観るのは、本作が初めて。でもゴジラ誕生の要因についてはどこか
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.8

画面の見せ方が非常に美しい。
セリフが少なく、俳優たちの佇まいから雰囲気を読み取る映画のように感じた。

淡々と話が進んでいくが、静かなユーモアが所々に顔を覗かせる。
そのためか、不法移民/難民という
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ(2005年製作の映画)

2.8

ジェイク・ギレンホール演じるハルの懐の深さといったら…!!
あれだけ人を包み込めるのは、簡単なことじゃない。

私は終始キャサリンにイライラしていた。そのため暴言を吐かれ、怒鳴りつけられたハルの立場に
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

内容を歪曲させて覚えておりました(^-^;
そのため記憶とかなり食い違っていて、「え。そんな話だったっけ」と。
バッドエンドだと思い込んでいた。

これほど宗教色の強い作品だったとは、毛ほども覚えて
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ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

予想に反して面白かった。
西部劇は普段一切観ないので、どうなのかなという不安はあったものの、軽く何か観たい時には丁度良い映画な気がします。

終始ユーモアを湛えているのですが、よく考えれば人が殺された
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わすれなぐも(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

謎アニメだった。
私の理解が追い付かなかっただけかもしれない。
ラストのあの着地は…どういうことなんでしょうねえ。
瑞紀の皮を被った娘蜘蛛?
娘蜘蛛が瑞紀の姿に変身してる?
いずれにせよ、硯が娘蜘蛛に
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原題は「BRAVE」ですか。
野生味あふれる力強いお姫様って意味ではそうかも。
勇気を出して、立ち向かって、相手と向き合おうってメッセージも込めてるのかな?
それについてはお母様も当てはまる。

邦題
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.6

ヘアスプレーでガチガチに固められた髪型を見てるだけでも面白い。

よくあるお馬鹿でテンションが高いだけのミュージカル映画かなと思っていたのですが、明るいながらも人種差別の闇が見える、決して馬鹿にしては
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あん(2015年製作の映画)

4.0

陳腐な言葉だが、久しぶりに心が洗われる作品と出会えた。

樹木さんの演技をしっかり見たのは初めてだったけど、上手いなあ。
癖のあるお年寄りの感じがよく出ていた。

それと比べてどら春のオーナーがもう嫌
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白かった。

娘のレオニーに興味なしだったのに、死んでしまうと「うあーーーっ」となる父ダビッド。
急だな、おい。
失って初めてわかる愛しさってやつか。
等々、思うところはそれなりにありました
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