のさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.9

ソウルの町を仕切っていた韓国暴力団の元に中国マフィアが乗り込んできて町の均衡が崩れていく。そんな無法者たちを一層するため、警察組織の強力班が尽力するアクション・クライム作品。

ヤクザモノとして普通に
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

八王子で発生した不気味な夫婦殺人事件、しかし犯人は整形をして未だ捕まっていない。その後、全国3箇所に現れた正体不明の男と彼を取り巻く環境を映し出し、「もしかしてあいつが犯人なのか?」と疑心暗鬼になる人>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.6

凄腕の殺し屋が整形外科医の復讐により性転換手術を施されてしまう。そんな元男の殺し屋が女の身体になって復讐をするというアクション作品。

冒頭に男装メイクをして男役を演じるミシェル・ロドリゲスが見れる変
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.5

殺人トイレに弟を殺されたベトナム帰りの兄がトイレを除霊するために神父を呼んだが退治しきれずに弟と同じ結末を迎え、家は売りに出されてしまうという低予算ホラー作品。

途中にINTERVALというトイレ休
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.3

「大阪2児放置死事件」を基にしたワンシチュエーションのドラマ作品。

子役が凄かった。
どういう言葉を尽くして彼女にあんな演技をさせられたのかが気になる次第である。

砂嵐しか映らないブラウン管の「世
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.2

ピーターラビットvs都会育ちの若者の血で血を洗うかの如く闘争を描いた万人向けの皮をかぶったブラック・コメディ作品。

ファンタジーと現実の塩梅が最後までよくわからなさすぎて終始夢見心地だった。
特に電
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守護教師(2018年製作の映画)

3.3

元ボクシングチャンピオンのマ・ドンソクの新たな仕事先は有力者が幅をきかせる街の女子校の体育教師。そこで女子生徒の行方不明事件が発生しているのだが、教師どころか警察でさえ取り合ってくれない。そんな不穏な>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.3

反抗期の青年が家出して行き着いた先の中華屋に謎の長髪男のマ・ドンソクがいたというところから始まるコメディ・ドラマ作品。

映画のフライヤーから想像するよりポップじゃないし、反対に陰鬱すぎるわけでもない
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

トレジャーハンターのビギナーとベテランの二人、ネイトとサリーが消えた黄金を探すトレジャーハンターモノのアクション作品。

現代の技術で王道トレジャー映画を見られるのが嬉しかった。
飄々と軽口を叩く若者
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ビースト(2018年製作の映画)

3.6

連続殺人犯の情報と引き換えに殺人の共犯にされてしまった刑事。見事犯人逮捕に漕ぎ着けたが、かつての相棒が共犯にされた事件に迫っていくというクライム・サスペンス作品。

昇進のために正義が歪んでいく様があ
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整形水(2020年製作の映画)

2.7

外見にコンプレックスを持つ女が整形水と呼ばれる謎の整形アイテムを使って美女へと変貌するも、美しくなりたい欲望が止まらず……というホラー・アニメ作品。

行き過ぎたルッキズムで狂う人間の様を描いた面白い
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

短期記憶を失い続ける男が妻を殺した復讐相手を探すサスペンス・ミステリー作品。

細かなアイテムの有無や変化で観客に時系列を意識させるのが巧みだった。
「記憶障害」や「妻の死の真相」への答えを二転三転さ
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.5

親友から「あなたの父親のことを好きになった」と告白されたことから始まるキモいドタバタラブコメ作品。

友人の想いを純愛と表現しながらも生理的な気色悪さをしっかりと明言し、キモいと言い切る潔さが好き。
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.4

幼稚園の遠足先でパンデミックが起こり、引率の先生と甥を連れたバンドマンが子供を守りながらもゾンビと対峙するゾンビ・ホラー作品。

前半は下ネタが過剰な癖して、後半はキッズ・ホラーテイストで終わる不思議
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ダイナマイト・ファミリー(2014年製作の映画)

3.2

親の再婚で家族になってしまった5兄弟が消えた両親を探すために一致団結していく様を描くミステリー・コメディ作品。

内容的にはコメディと少し胸糞なミステリー映画。
ただ原題が「日本のとあるアニメの韓国で
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ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

3.5

ゾンビパニックが起こっている最中でマンションの一室に籠もって救助を待ちわびる夫婦の愛が返り咲く様を描くワンシチュエーションのゾンビ・ホラー作品。

画面に両手で数えられるくらいの数しかゾンビが出てこな
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

大韓民国で初めて行われる陪審員裁判。被疑者の自白からすんなりと決まるかと思われた裁判は急遽、有罪無罪の決断を迫られることになってしまった……という実際にあった裁判を基にした法廷モノの作品。

原題が「
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シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.3

借金の形に動物も持っていかれてしまった動物園の再建のため、スタッフがキグルミを着て動物のフリをするという解決策を打ち出すというコメディ作品。

観終えた後だとティザービジュアルのキリンがツボ。
それと
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エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.0

世紀末を舞台にサタンの子を産むと言われている女性を守るため、民間警備会社に勤める元刑事の男がサタンと闘うアクション作品。

冒頭の犯人とのチェイスシーンとクライマックスのバトルが印象的。
サタン役の得
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フラッド(1998年製作の映画)

3.4

洪水で水没した都市を舞台に現金輸送車を狙った強盗とそれを守るガードマン、警察や民間人を巻き込んでのディザスター・パニック作品。

水没した都市がイチから作ったセットだというのが一番の驚き。
都市を舟で
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パラサイト・クリーチャーズ(2013年製作の映画)

2.4

アルプス山脈の赤く染まった氷河から現れた未知の生物が観測所の職員と視察にきた大臣たちを襲うというモンスター・パニック作品。

肝心のモンスターをよく見せてもらえないのが残念。
オチのバッドエンド風味も
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.0

復讐相手を差し出す条件として「嵐影」へと潜入するスネーク・アイズの活躍を描くアクション作品。

アメリカテイストのトンチキ東京が出てくるのが最高にイカした映画だった。
ぼやっとした概念で「明鏡止水」を
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

ファッション・デザイナーを目指してロンドンのソーホーにあるデザイン学校へ入学した主人公。彼女には霊感があり、下宿先で寝ると夢の中で憧れている60年代のソーホーを歌手を夢見る女性の姿となって追体験する。>>続きを読む

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

年老いた母親が行方不明になったと聞き、娘と孫が向かうと彼女の家には認知症で苦しんでいる痕跡が残っていた。後に母親は見つかるのだが、あまりにも変わってしまった彼女は本当にただの認知症なのか……という家族>>続きを読む

観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

3.7

顔をみるだけでその人間の性格や運命まで見抜く観相師が宮廷の陰謀にまで巻き込まれていく様を描く歴史モノの作品。

観相師が言い続けた「運命は変えられない」という言葉通りのオチだったのはやるせないけれど、
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トロール・ハンター(2010年製作の映画)

3.4

大学生三人組が熊の密猟者を追っていたら、その正体はトロール・ハンターで……というPOVモキュメンタリー作品。

トロールという存在を作中の科学で論理的に説明するのが面白かった。
トロール保安機関(TS
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グッドナイト、マミー(2022年製作の映画)

2.9

久し振りに会った母親が美容整形手術の後で顔面を包帯で覆っていた。彼女は本当にぼくたちの母親なのか、それとも違う何かなのか……というホラー作品。

慣れ親しんだ母親が得体の知れない何かに見える不穏さを巧
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.9

白頭山での大噴火を防ぐため、北朝鮮の核兵器を奪取して白頭山の鉱山内で核爆発させる作戦が計画された。それを実行するため爆弾処理班の班長である主人公は北朝鮮へ潜入し、捕まっていた工作員と協力してタイムリミ>>続きを読む

祟り蛇ナーク(2019年製作の映画)

2.4

出家しようとすると悪霊に祟られる寺院で悪霊を鎮めようとするコメディ・ホラー作品。

首なし僧侶はいい不気味さだった。
それ以外はオネエが出てくるコメディ映画。
終盤は悪霊もコメディに巻き込まれかけてい
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.8

国から追われ恋人と離れ離れになり、どうにか出国手段を試みる主人公が偶然出会った芸術家からとある依頼を受ける。背中にタトゥーを刻み、芸術作品となって国を出るというモノだった……そんなドラマ作品。

主人
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.3

急いでいる朝に青信号を中々進まない車へクラクションを鳴らしたことから始まるサイコ・スリラー作品。

事の発端となった主人公の行動が関わり合いたくない奴のそれなので自業自得感は否めない。
しかしそれを越
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.9

妻が列車事故で亡くなったと聴いた軍人の主人公が任務を離れて娘の元へと帰国した。そこへ同じ事故に遭った数学者が「数学的にみるとあれは事故ではなく、意図的なものだ」と主人公へ伝えた。そんな事故を計画したと>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.9

喧嘩に明け暮れる主人公に一人の高校生が目をつけ、ネットに彼の姿を発信したことで問題へと発展していくバイオレンスなヒューマンドラマ作品。

ここまで過激に暴力を真っ直ぐ描く邦画があるとは思いもよらずビッ
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.7

強盗を繰り返すギャングチーム三人組に無鉄砲な若者を加えた4人での現金輸送車強盗計画。計画は成功するも予定より少ない5千万しか入っておらず、今すぐにでも大金を要するメンバーが全額を奪おうとして仲間割れが>>続きを読む

聖女/Mad Sister(2018年製作の映画)

3.2

誘拐された妹を救うため、主人公が腐った男たちをブチのめしていくバイオレンス・アクション作品。

復讐系作品にしては主人公が強すぎず、毎回ボロボロになりながらも蹴散らしていくのが面白い。
その上、妹が作
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.3

三流弁護士が弁護する被疑者の唯一のアリバイ証人は一晩中金縛りをかけていた相手である落ち武者の幽霊だった。幽霊を法廷に連れて行き、被疑者の無実を証明しようとする法廷を舞台にしたコメディ作品。

最終的に
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