のさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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聖女/Mad Sister(2018年製作の映画)

3.2

誘拐された妹を救うため、主人公が腐った男たちをブチのめしていくバイオレンス・アクション作品。

復讐系作品にしては主人公が強すぎず、毎回ボロボロになりながらも蹴散らしていくのが面白い。
その上、妹が作
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.3

三流弁護士が弁護する被疑者の唯一のアリバイ証人は一晩中金縛りをかけていた相手である落ち武者の幽霊だった。幽霊を法廷に連れて行き、被疑者の無実を証明しようとする法廷を舞台にしたコメディ作品。

最終的に
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.4

かつて町には正義と悪の双子の超人がいたが闘いの末、2人は姿を消した。20年後、そんな超人のファンの少年がひょんなことからスーパーパワーを持つ隣人と出会う。彼は件の正義の超人サマリタンなのか?というヒー>>続きを読む

貪る。(2012年製作の映画)

2.8

息子の治療費のため、ニューヨークへと出稼ぎにきた女性がバイト先のレストランで怪奇現象に巻き込まれるホラー作品。

明確な描写のないまま店主に軽蔑され、異性からは性的な目で見られながらも健気に働く母親の
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

2.9

ホラー雑誌編集者の主人公が殺人鬼の集会に紛れ込み、潜入していた殺人鬼キラーの女と殺人鬼たちを倒していくホラー・コメディ作品。

バカな主人公がバカな殺人鬼相手にバカな警察を巻き込んで繰り広げるバカなホ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.6

放送局のスタジオだけで繰り広げられるキャスターとテロリストとの通話のやり取りを描くワンシチュエーションのサスペンス作品。

ワンシチュエーション映画のはずなのに予算が結構かかっているように見えて驚いた
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

2.8

人の死の運命が見えるという能力を持った男性がその能力キッカケで出会った女性と恋におちるというファンタジー系の恋愛作品。

ラスト15分が個人的に合わなかった。
恋人のために自身の命を賭ける行動をするの
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.4

美容外科病棟を舞台にしたゾンビ作品。

冒頭から”おっぱいコール”やゲロで始まってとても惹き込まれた。
美容外科で撮りたかった画は早々に終わって肩透かしなのかと思いきや、全体としてはとても手堅いゾンビ
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「耳の聞こえない」主人公が殺人鬼から追われて逃げるサスペンス・スリラー作品。

耳が聞こえないゆえにコミュニケーションが取れないもどかしさと、それを巧みに活用してやり過ごす賢い犯人という構造がサスペン
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エクストロ(1983年製作の映画)

2.8

行方不明だった父親がエイリアンに寄生されて帰ってきたというSF・ホラー作品。

エイリアンに寄生された女が成人男性を産み直すシーンは衝撃的。
エイリアンパワーで子供のおもちゃが巨大化したり、動き出した
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.4

4人の教師が「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という学説を調査するコメディ・ドラマ作品。

いわゆる「中年の危機」をアルコールで乗り切ろうとする中年たちを描いたち
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メインストリーム(2021年製作の映画)

2.9

LAで映像作家を目指す女性が偶然街で見つけた男をメインに、友人を作家として雇ってYoutubeで動画制作をする始まると大バズり。ネットで満たされる承認欲求でおかしくなっていく様を描くブラック・コメディ>>続きを読む

死者の学園祭(2000年製作の映画)

2.3

学園に伝わる悲恋物語をモチーフにした演劇を学園祭で上演しようとした矢先、関係者が次々と殺されてしまう。その謎に主人公深田恭子が迫るミステリー作品。

上にはああ書いたが、言うほど謎に迫ることなくいつの
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少林寺拳法(1975年製作の映画)

3.3

日本で少林寺拳法を立ち上げた宗道臣を主人公にしたアクション作品。

相手が多人数だろうが、ドスを振り回していようが、手錠をされていようが、チャカを持っていようが負けない宗道臣……というか千葉真一が最高
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.3

危篤で入院中の妻を持つ男が主人公。周囲の人からの同情心で優しくされる日々だったが、奇跡的に妻が目を覚ます。そこから何か調律がズレてしまうというブラック・コメディ系のドラマ作品。

最初は妻が死んだ後の
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

2.6

多国籍人種の住まうアパートに水の精が迷い込む。彼女を元の海へと還すために人々が頑張るファンタジー作品。

水の精の儚げな雰囲気は良かったが、もっと視覚情報からファンタジー要素を表現して欲しかった。
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アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.7

産業革命が起きなかったスチームパンク世界を舞台に消えてしまった両親と研究者たちの謎へ迫る女性と喋る猫を描くアニメ作品。

知を讃歌する内容で固くなりそうなところをアニメゆえのポップさが全開で楽しい映画
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

地球外生命体ヴェノムと体内で共存するエディとのドタバタ劇を描く第2作目。

ヴェノムとエディが仲良く喧嘩する姿が観れたので満足だが、前作との大きな違いは感じられなかった。
ただ教会でのバトルが最高だっ
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

いるだけで何倍も早く歳をとってしまう砂浜に閉じ込められるSF系のスリラー作品。

死、もしくは死へ近づくことへの恐怖を上手に描いた映画だった。
シャマラン作品の中では比較的好きな方。
「怪我がすぐ治っ
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.3

子供ができない夫婦が養子を貰い、幸せに暮らしていると突如「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」と産みの親を名乗る女から電話がかかってくる。一体彼女は何者なのか?というドラマ作品。>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不器用だけれど「タイプの早打ち」の才能に恵まれた田舎上がりの娘が保険代理店を経営する男からのスパルタ特訓により、世界一を目指すスポ根系ラブコメ作品。

前半はスポ根、後半はラブなコメディで微笑まキュン
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杉沢村都市伝説 劇場版(2014年製作の映画)

1.4

杉沢村の伝説を探るYoutuberの妹が主人公。行方不明の兄たちを探すため、兄の恋人と共に杉沢村へと向かうホラー作品。

「丑三つ村」に出てきたような男が暗い町並みで迫ってくるのはちょっと雰囲気があっ
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魔の巣 Manos(1966年製作の映画)

1.2

道に迷った家族が泊まった家の主はMANOSと呼ばれるモノを崇めるカルトの教祖だった……というホラー(?)作品。

何度もイチャコラしては警官に注意され去っていくカップルの描写が全く必要なくて笑った。
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

一介の英国人セールスマンがCIAとMI6の依頼を受け、ソ連側の内通者から得た機密情報を運んでいた。後にそれは「キューバ危機」から世界を救うことになるという、実在した英国人とソ連の大佐の活躍を描いたスリ>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.6

働き盛りの主人公が幼い頃に死んだはずの両親の家へと招かれる。同時期に彼は同じマンションに住む不思議な雰囲気の女性と親密になる。それらの出会いが起因するのか主人公はみるみるうちに衰弱していくのだった。そ>>続きを読む

あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

3.8

仮想空間をPC上で作り出し、未来を予測できる「シミュラクロン」の開発の最中で主任が謎の死を遂げる。後任となった主人公にその死の謎を告げようとした人物は突然消失。深まる謎へと迫る主人公に何者かの陰謀が迫>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.6

ドミニクの過去と因縁の弟との対決を描くワイスピシリーズ第9作目。

ついに行くところまで行ってしまったというぶっ飛び具合が正にジェットブレイクだった。
マグネットパワー全開のシーンはとてもロマンがある
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.6

老トレーナーの元へ31才でプロボクサーを目指す女性が弟子入りを志願。 最初は突っぱねるも熱意に負け、弟子入りを認める。トレーナーに鍛えられた彼女が試合に勝ち続けるという一見アメリカン・ドリーム的なドラ>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.4

娘を持つ夫婦の現在と出会いの物語を交互に描く恋愛作品。

絶頂期とドン底が同時に描かれるため、普通の悲恋映画よりも切なさを感じた。
価値観がここまで違うのは哀しい、そのためどっちが悪いとは言えない。
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.4

当時実在した死体とその遺族を撮る「遺体写真家」が主人公のホラー作品。少女から依頼を受けた主人公が呪われた村へ行き、その謎へと迫っていく。

冷たい雰囲気のヨーロッパの村々と死体の不気味さがマッチした良
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シャーク・イン・ベニス(2008年製作の映画)

2.2

ヴェニスに隠された宝を探すインディー・ジョーンズ風味なサメ映画。

お宝が欲しいはずのマフィアがヴェニスにサメを解き放つのが謎すぎるし、マフィアと通じていた警察官がなんやかんや許されてるのもそれでいい
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

2.8

友人の結婚式へ向かう最中、元彼と乗り合わせてしまった小型飛行機のパイロットが病死。墜落しないよう奮闘する様を描いたパニック作品。

良くも悪くも想像通り。
冒頭の前フリパートが後にちゃんと活きてくるの
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

カウンセリングの一環で書いた自分自身への手紙が自殺した同級生のポケットに入っていたことから始まる物語をミュージカルで描いた作品。

作中に明確な悪者が出てこないのが優しい世界、しかしそれ故に少しだけ残
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

ファッションサイトを運営する新進気鋭の女社長の元にシニアインターンがやってきて新しい風が吹くというドラマ作品。

簡単に言うと「先達から学ぶ」という内容だから王道的でわかりやすく面白い映画だった。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

貴族のような箱入り娘の華子と田舎から上京してきた美紀という生きる世界の違う女二人が一人の男をきっかけに出会い、翻弄されていく様を描くドラマ作品。

様々な階級を描いて残酷な違いを魅せるのが巧みな映画だ
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ファンタズム II(1988年製作の映画)

3.3

謎の侵略者トールマンに人生をメチャクチャにされた男二人が復讐するため対決するホラー作品。

一作目を踏襲しながらも、アクションシーンがこれでもかって言うほど追加されていて最高な続編だった。
火炎放射器
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